3/16(金)ヴェルデ辻甚(奈良県大和高田市)で、
薬膳療法士&健康生活指導士である
ながたに まゆみ先生のセミナー&特別ディナーに行ってきました。
これは、ながたに先生が監修された特別メニューを、
薬膳の勉強をしながら頂こうという企画です。
まず、1品目は「煎じナツメのやさしいドリンク」
いきなり、薬草?漢方っぽい香りと、甘酸っぱい香りのドリンクです。
でも、これがとても飲みやすいのです。
ところでナツメってご存知でしょうか?
1000円札に刷られている人のことではありません。
ナツメは、クロウメモドキ科の木の実です。
中国では3000年以上前から滋養品として用いられ、
「1日に3個食べれば年をとらない」といわれているそうです。
鉄分やカリウム・マグネシウムなどが豊富。
また、豊富な多糖類が免疫力の向上に。
ポリフェノールの一種であるヘスペリジン(ビタミンP)やカルシウムが
胃腸を活発にし、血液循環が良くなり、不安やイライラを解きほぐします。
昔は山間には自生していたところもあったそうですが、、
最近は地元では殆ど見かけなくなったそうです。
僕もいまだに実際に見たことがありません。
2品目は、
「アボカドのエクラゼ、プチトマトのコンポートとイカのプロバンス風
春の香りとターメリックを漂わせ」
トマトはリコピンが豊富。今、話題になってるので言うまでもありませんが…。
ターメリックはファイトケミカルの一種クルクミンが豊富。
アボカドに豊富な不飽和脂肪酸のオレイン酸が加わります。
抗酸化作用(リコピン&ターメリックのコンビで)、
美肌、コレステロール低下、老化防止にピッタリですね。
食べやすく、まさにカラダに効きそうという感じでした。
3品目は、
「ノルウェー産サーモンのミキュイ ルッコラ、アマランサスとラディッシュのジュリエンヌ」
このサーモン、脂っこくなくあっさりしておいしかったです。
このころからポカポカしてきました。
また、サーモンはカラダを温め、血行促進に♪
サーモンの赤、ラディッシュの赤:アントシアニン、アマランサスの葉の赤紫:ベタシアニン、ルッコラの緑:グルコシノレート&クロロフィルが、カラダのさびを取り除きます。
ルッコラのビタミンEの血行促進。
アマランサスの葉&ルッコラで鉄分タップリ!
アマランサスの葉には、鉄分はほうれん草の約50倍、他、カルシウムが約30倍。
ルッコラの鉄分はほうれんそうよりやや多く、カルシウムはほうれん草の4倍。
そうそう、ルッコラはクレオパトラが美容に愛用していたことも付記しておきます。
4品目は、
「ホタテ貝柱のヴルーテ サフランと菜の花とともに」
このスープ、あっさりですが、密度が濃いです。
元気が出ます!
菜の花は解毒のチカラNo.1!しかも玉ねぎとともに肝臓を元気付け、解毒力UP!
菜の花のミネラルやイソチオシアネートと、
玉ねぎのアリシン&ケルセチンが活躍します。
また、菊花で頭をスッキリ!
菊花にはルテインが含まれており、それがリラックスの効果をもたらします。
5品目は、
「ゴマとけしの実をまとった舌平目のオリーブ油焼き」
大和真菜、バルサミコとクコの実 香草サラダのアクセントを添えて
血の巡りを良くし、解毒を助けるポリフェノールもタップリ!
大和真菜のミネラル&香草のアロマ効果が気力をもたらします。
ゴマの抗酸化作用、けしの実、大和真菜にはミネラルタップリです。
バルサミコはポリフェノールが豊富。
クコの実にはリノール酸、必須アミノ酸が豊富。ミネラルも豊富で、
解毒作用、肝機能の強化が期待。
大和真菜はご存知、奈良の伝統野菜。
伝統野菜や地方野菜も、薬膳という視点で見ていくと、面白いかもしれませんね。
6品目は、
「大和ポークロース肉のグリエとヤマイモ、根菜入り春キャベツのルーロー 金山時味噌と五香粉の香り」
五香粉でカラダを芯から温め、ポークで代謝UP!
根菜としてヤマイモ、ゴボウ、レンコンが入っており、
食物繊維タップリ!
しかもヤマイモのムチン、アミラーゼ&ジャスターゼ。
レンコンのムチン、
ゴボウのクロロゲンサンも大活躍、
腸を大掃除し、抗酸化作用ももたらします。
大和ポークとは、奈良県産のポーク。ブランドといってもいいでしょう。
油がサラサラで、見た目以上にあっさりしていて肉質はきめ細かいです。
最後にデザート。
「シナモン香るリンゴとチョコレート、グラスヴァーニュのガリアーノ サバイヨン焼き」
リンゴは果物で一番解毒力があるといわれています。
特にペクチン、カリウムが解毒力のエース的存在でしょう。
また、皮に含まれるポリフェノールも強力♪
脂肪の蓄積を抑えてくれますので、デザートに最適なのです。
シナモンは特に鉄、カルシウムが豊富。
消化器官を温めて丈夫にし、冷えをとってくれます。
というわけで、
薬膳と聞くと、漢方や薬草を連想しますが、
どれも身近な材料で、これだけ親しみやすいものが出来ることを
勉強させて頂きました。
また、身近にはパワーが秘めている野菜などいっぱいあるかもしれませんね。
ナツメのように、「昔なつかしの木の実」となりつつあるものにも。、
田舎のおばちゃんが自分たちだけで食べている「地方野菜」にも…。
僕も野菜ソムリエとしてそういったものを再発見していきたいですね。
ながたに先生、ありがとうございました。
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薬膳療法士&健康生活指導士である
ながたに まゆみ先生のセミナー&特別ディナーに行ってきました。
これは、ながたに先生が監修された特別メニューを、
薬膳の勉強をしながら頂こうという企画です。
まず、1品目は「煎じナツメのやさしいドリンク」
いきなり、薬草?漢方っぽい香りと、甘酸っぱい香りのドリンクです。
でも、これがとても飲みやすいのです。
ところでナツメってご存知でしょうか?
1000円札に刷られている人のことではありません。
ナツメは、クロウメモドキ科の木の実です。
中国では3000年以上前から滋養品として用いられ、
「1日に3個食べれば年をとらない」といわれているそうです。
鉄分やカリウム・マグネシウムなどが豊富。
また、豊富な多糖類が免疫力の向上に。
ポリフェノールの一種であるヘスペリジン(ビタミンP)やカルシウムが
胃腸を活発にし、血液循環が良くなり、不安やイライラを解きほぐします。
昔は山間には自生していたところもあったそうですが、、
最近は地元では殆ど見かけなくなったそうです。
僕もいまだに実際に見たことがありません。
2品目は、
「アボカドのエクラゼ、プチトマトのコンポートとイカのプロバンス風
春の香りとターメリックを漂わせ」
トマトはリコピンが豊富。今、話題になってるので言うまでもありませんが…。
ターメリックはファイトケミカルの一種クルクミンが豊富。
アボカドに豊富な不飽和脂肪酸のオレイン酸が加わります。
抗酸化作用(リコピン&ターメリックのコンビで)、
美肌、コレステロール低下、老化防止にピッタリですね。
食べやすく、まさにカラダに効きそうという感じでした。
3品目は、
「ノルウェー産サーモンのミキュイ ルッコラ、アマランサスとラディッシュのジュリエンヌ」
このサーモン、脂っこくなくあっさりしておいしかったです。
このころからポカポカしてきました。
また、サーモンはカラダを温め、血行促進に♪
サーモンの赤、ラディッシュの赤:アントシアニン、アマランサスの葉の赤紫:ベタシアニン、ルッコラの緑:グルコシノレート&クロロフィルが、カラダのさびを取り除きます。
ルッコラのビタミンEの血行促進。
アマランサスの葉&ルッコラで鉄分タップリ!
アマランサスの葉には、鉄分はほうれん草の約50倍、他、カルシウムが約30倍。
ルッコラの鉄分はほうれんそうよりやや多く、カルシウムはほうれん草の4倍。
そうそう、ルッコラはクレオパトラが美容に愛用していたことも付記しておきます。
4品目は、
「ホタテ貝柱のヴルーテ サフランと菜の花とともに」
このスープ、あっさりですが、密度が濃いです。
元気が出ます!
菜の花は解毒のチカラNo.1!しかも玉ねぎとともに肝臓を元気付け、解毒力UP!
菜の花のミネラルやイソチオシアネートと、
玉ねぎのアリシン&ケルセチンが活躍します。
また、菊花で頭をスッキリ!
菊花にはルテインが含まれており、それがリラックスの効果をもたらします。
5品目は、
「ゴマとけしの実をまとった舌平目のオリーブ油焼き」
大和真菜、バルサミコとクコの実 香草サラダのアクセントを添えて
血の巡りを良くし、解毒を助けるポリフェノールもタップリ!
大和真菜のミネラル&香草のアロマ効果が気力をもたらします。
ゴマの抗酸化作用、けしの実、大和真菜にはミネラルタップリです。
バルサミコはポリフェノールが豊富。
クコの実にはリノール酸、必須アミノ酸が豊富。ミネラルも豊富で、
解毒作用、肝機能の強化が期待。
大和真菜はご存知、奈良の伝統野菜。
伝統野菜や地方野菜も、薬膳という視点で見ていくと、面白いかもしれませんね。
6品目は、
「大和ポークロース肉のグリエとヤマイモ、根菜入り春キャベツのルーロー 金山時味噌と五香粉の香り」
五香粉でカラダを芯から温め、ポークで代謝UP!
根菜としてヤマイモ、ゴボウ、レンコンが入っており、
食物繊維タップリ!
しかもヤマイモのムチン、アミラーゼ&ジャスターゼ。
レンコンのムチン、
ゴボウのクロロゲンサンも大活躍、
腸を大掃除し、抗酸化作用ももたらします。
大和ポークとは、奈良県産のポーク。ブランドといってもいいでしょう。
油がサラサラで、見た目以上にあっさりしていて肉質はきめ細かいです。
最後にデザート。
「シナモン香るリンゴとチョコレート、グラスヴァーニュのガリアーノ サバイヨン焼き」
リンゴは果物で一番解毒力があるといわれています。
特にペクチン、カリウムが解毒力のエース的存在でしょう。
また、皮に含まれるポリフェノールも強力♪
脂肪の蓄積を抑えてくれますので、デザートに最適なのです。
シナモンは特に鉄、カルシウムが豊富。
消化器官を温めて丈夫にし、冷えをとってくれます。
というわけで、
薬膳と聞くと、漢方や薬草を連想しますが、
どれも身近な材料で、これだけ親しみやすいものが出来ることを
勉強させて頂きました。
また、身近にはパワーが秘めている野菜などいっぱいあるかもしれませんね。
ナツメのように、「昔なつかしの木の実」となりつつあるものにも。、
田舎のおばちゃんが自分たちだけで食べている「地方野菜」にも…。
僕も野菜ソムリエとしてそういったものを再発見していきたいですね。
ながたに先生、ありがとうございました。
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