
なんとなくパッとしない日々が続いてる。
天気もそうだし、気分もそうだし、体調だってそういう感じだ。
下痢が終われば便秘だし、晴れたと思えば雨が降るし、気分がいいなと喜べば心がどんより曇って来る。
まあ、これが人生なんでしょう・・・。

それにしても大きな荷物を抱え過ぎているのかもしれない。
自分でやれる範囲、こなせる範囲、そういうキャパがあるにも関わらず、あれもこれもと貪欲に欲しがるからアップアップして最後にはギブアップ宣言をしてしまうのだ。何に関しても。
たとえば映画やドラマ・・・。
一日は24時間しかないし、それだって24時間すべて、自分自身の嗜好を満足させるために使い切れるわけがない。
睡眠時間だって必要だし、食事の時間、休息時間、移動時間や身の回りの雑務など、引き算する項目なんていっぱいある。なかでも仕事の時間だけは絶対に削れない。
そこから残った貴重な時間、それだけが個人的な自由時間ということになるのである。

韓国の女優パク・ウンビンが主演している最新ドラマ「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」が、遂に「Disney+」で完結した。
なんとか全話、昨日の夜で観終わった。
もちろんこのドラマ、貴重な貴重な数少ない自由時間のなかで楽しんだわけだけれど、実は、現在進行形でまだ観終えていないドラマ・シリーズが、あと10数本は残っている。それに、次に観ようと思っている映画なんかを加えたら、滅茶苦茶な本数になっちゃうだろう。
つまり、自分の容量を超えちゃっているのだ。観たい映画やドラマを全部観終えちゃうなんてこと、どだい無理な話なのである。
だからそれがストレスになる。
好きなドラマを観続けることがストレスになるって、これまた本末転倒というしかない。笑い話の類いである。

話が逸れちゃいましたが、肝心のパク・ウンビン主演の韓国ドラマ「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」(Disney+)。
前半は緊張感あふれる展開に終始していて、しかも演技の上手いパク・ウンビンが演じるサイコパスな天才外科医役が新鮮で、後半戦の盛り上がりにも大いに期待したのだけれど、ラストが知り切れトンボに終わってしまった(これから観るドラマファンも大勢いると思うのでラストのネタバラしはしませんが)。
今回の「ハイパーナイフ 闇の天才外科医」、ドラマの着想自体も素晴らしく、師弟関係にあった2人の天才医師の捻じ曲がった関係性と熾烈な対立とが交錯しながら進んでゆくので、最期はどういう風に「落としどころ」を見出すのかと、俄然興味が湧いていたのに残念だ。
ラストがあまりにも・・・。