淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

遂に発売されるソニー次世代ゲーム機「PS3」。でも今回は任天堂次世代ゲーム機「Wii」が勝つでしょ。

2006年09月23日 | Weblog
 遂に、ソニーが社運を賭けて発売する次世代ゲーム機「PS3」。

 ゲーム業界は、当初、任天堂の独り勝ちだった。
 任天堂の「ファミコン」と「スーパー・ファミコン」は、たかがTVゲームと揶揄(やゆ)されていた当時の世論を変え、一つの文化にまで登りつめたといっても過言ではない。
 確かに、「ゲーム脳」とまで批判されるものの、TVゲームは絶えず進化し成長を遂げていった。

 その任天堂独り勝ち状態に、果敢に攻め入ったのがソニーだった。
 最初の「プレイ・ステーション」は、セガのゲーム機と同時発売された。しかしマスコミやゲーム業界は、王者任天堂の牙城を崩すことは絶対に不可能との見方が大半で、僕もその見方を支持し、プレステは買わなかった。

 でも当時の任天堂の態度は、とても褒められるようなものではなかったと思う。マスコミのインタビューなどでも、任天堂の首脳陣は、その頃の最新ゲーム機「ニンテンドウ64」のソフトが一本9800円もすることへの批判に対し、確か「9800円は決して高くない。こどもたちは一本のソフトで繰り返し遊べるからこの値段でも大丈夫!」などと豪語していたのである。

 驕る平家、久しからず。
 その後、スクエアの超人気ソフト「ファイナル・ファンタジー」のソニー陣営参入を機に、任天堂に変わって、今度はソニーのゲーム機が全世界を制覇することと相成った。
 PS1からPS2に至る、ゲーム機戦争での勝利を糧に、今度は王者ソニーは「PS3」でまた次世代ゲーム機戦争に打って出るのである。
 そう、これも次世代DVDブルーレイ・ディスクを引き連れて。

 僕の予想で行けば、今度は任天堂が勝つと思う。
 だってPS3、最初62790円っていう価格だよ。高い! 余りに高すぎる!
 対する任天堂の新ゲーム機Wiiは、25000円なのである。
 勿論、反論もあるだろう。PS3にはスーパーコンピューター並みの機能が搭載された怪物ハードだし、ブルーレイ・ディスクも観ることが出来る。

 でもなあ。
 もうゲームは、行き着くところまで行ってしまったのではないだろうか?
 複雑で敷居が高すぎて、プレイしていて逆にストレスが溜まってしまう。だから、小型ゲーム機の「ニンテンドウDS」があんなに売れるのだ。簡単で、しかも面白い!

 ソニーは、今回完全に戦略を間違えたと思う。
 値段も急遽、49980円に値下げしたらしいけれど。
 うーん。でもどうなんだろう?
 2006年のソニーの赤字が1000億円を超えるらしいし・・・。

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