時々、圧倒的な不安や空虚な感情が降って来て苦しくなることがある。芥川龍之介が自らの命を絶った時、その遺書に綴られていた「将来に対する唯ぼんやりした不安」のようなものかもしれない。
でもまたその一方で、とても前向きになって、ちからが体中に漲り、何をやっても上手くいくようなポジティブな感情に包まれることもあったりする。
どうせいつかは死ぬんだ。もう、嫌なことや億劫なことは全部やめ、好きなことだけやって生きていこう。そんなふうに、ちょっと居直り感はあるけれど、目の前に横たわる煩わしい事とか面倒な人間関係に対して強行突破してやるぞと、開き直ることだってある。
人間は、一日に約2万回もの感情が沸き上がっては消えてゆくという。
感情の波は絶えず乱高下を繰り返しながら、自分の一日の生活の中での風景を変え、気分を変え、周りの環境すら変えてゆく・・・。
一年ほど前、風呂に浸かって何気なく股関節の辺りを触ったら、小さな豆粒ほどのシコリがあるのを発見した。なに? これ?
当然、不安になって、暗―い気分に襲われる。悪性腫瘍? 癌? 気になるなあ・・・。
でも、痛みなんか全然ないし、病院に駆け込む自分も怖くてそのままにしていた。
もちろん、時々思い出すと不安が過ぎった。早めに病院に行ったら? いやいや、痛みがないんだから放っておいても大丈夫でしょ?
天使と悪魔が何度も囁き合う。
それでもここ一、二年、左の親指の爪に酷いバイ菌が入り込んで麻酔なしで爪に穴を開けられ、激痛と腫れで県病まで駆け込んだことや、今年の夏に海の岩場に滑り落ちて全身血だらけになり、右手の小指の骨折までしていたので、股関節のシコリはずっと気になっていた。
そしたら先月。
いつものようにパジャマに着替えて寝ようとしたら、いきなりその股関節の付近に痛みが走った。そしてそれから数日後。
今度は血の混じった膿のようなものが股関節の辺りから垂れてきたのだ。それは瞬時に収まったのだけれど、「でも、これってちょっとヤバくない?」
うろたえた・・・。
でもまたその一方で、とても前向きになって、ちからが体中に漲り、何をやっても上手くいくようなポジティブな感情に包まれることもあったりする。
どうせいつかは死ぬんだ。もう、嫌なことや億劫なことは全部やめ、好きなことだけやって生きていこう。そんなふうに、ちょっと居直り感はあるけれど、目の前に横たわる煩わしい事とか面倒な人間関係に対して強行突破してやるぞと、開き直ることだってある。
人間は、一日に約2万回もの感情が沸き上がっては消えてゆくという。
感情の波は絶えず乱高下を繰り返しながら、自分の一日の生活の中での風景を変え、気分を変え、周りの環境すら変えてゆく・・・。
一年ほど前、風呂に浸かって何気なく股関節の辺りを触ったら、小さな豆粒ほどのシコリがあるのを発見した。なに? これ?
当然、不安になって、暗―い気分に襲われる。悪性腫瘍? 癌? 気になるなあ・・・。
でも、痛みなんか全然ないし、病院に駆け込む自分も怖くてそのままにしていた。
もちろん、時々思い出すと不安が過ぎった。早めに病院に行ったら? いやいや、痛みがないんだから放っておいても大丈夫でしょ?
天使と悪魔が何度も囁き合う。
それでもここ一、二年、左の親指の爪に酷いバイ菌が入り込んで麻酔なしで爪に穴を開けられ、激痛と腫れで県病まで駆け込んだことや、今年の夏に海の岩場に滑り落ちて全身血だらけになり、右手の小指の骨折までしていたので、股関節のシコリはずっと気になっていた。
そしたら先月。
いつものようにパジャマに着替えて寝ようとしたら、いきなりその股関節の付近に痛みが走った。そしてそれから数日後。
今度は血の混じった膿のようなものが股関節の辺りから垂れてきたのだ。それは瞬時に収まったのだけれど、「でも、これってちょっとヤバくない?」
うろたえた・・・。