天野春子こと小泉今日子が歌う「潮騒のメモリー」が凄い。ＮＨＫドラマ「あまちゃん」も凄いけど。

　遂に発売されます、「潮騒のメモリー」。
　今年の紅白歌合戦も出場決定でしょう、たぶん（天野春子名義で出場するのか、小泉今日子で出るのかは知らんけど）。

　「潮騒のメモリー」初回限定盤は、紙ジャケ仕様でアナログＥＰ風レトロパッケージなんだとか。
　「潮騒のメモリー」という歌は、天野春子こと小泉今日子が、ＮＨＫ朝の連続ドラマ―２０１３年上期における朝の連続テレビ小説―「あまちゃん」の中で効果的に歌っている、あの挿入歌の事である。

　もう日本中の人間が知っているといっても過言ではない。
　何度も何度も、「潮騒のメモリー」は劇中で繰り返されて流れているので、こっちもすっかり覚えてしまった。

　歌詞がまずシュールというか、変わっているというか、さすが宮藤官九郎というか・・・。凄いです。
　作詞が宮藤官九郎で、作曲は大友良英（ドラマの音楽も担当しています）。

　それにしてもスゲえ歌詞だ。思わず笑ってしまう。
　三途の川のマーメイドって・・・。

　「潮騒のメモリー」は、１９８６年公開されて大ヒットを飛ばした（という設定で）アイドル映画「潮騒のメモリー」の主題歌というコンセプトで作られた、ドラマ用オリジナル・ソングである。
　つまり、架空のヒット・ソングなのだ。

　ドラマ「あまちゃん」を毎日観ている人なら当然知っていることだけれど、薬師丸ひろ子が演じている大物女優「鈴鹿ひろ美」が歌って大ヒットした曲ということでずっと物語自体進んでいたのだが、実は「鈴鹿ひろ美」は凄い音痴で、実際に歌っていたのは当時アイドルを目指して岩手から上京していた、主人公「天野あき」の母親、「天野春子」だったという真相が語られる。

　ドラマ「あまちゃん」は視聴率も高く、連日様々なマスコミ媒体で特集が組まれている。
　主役の能年玲奈が演じる主人公天野アキを表紙にすると、雑誌の売れ行きが凄いということだし、能年玲奈本人への出演依頼も殺到しているらしい。

　そして、「あまちゃん」の中で盛り上がっているもう一曲の挿入歌、「暦の上ではディセンバー」も爆発的な人気を誇る。
　こちらの曲も、作詞が宮藤官九郎だ。

　いやあ、こちらの曲も相当シュール。
　連絡しないで喪中なんだからって・・・。

　ドラマ「あまちゃん」、空前のブームである。
　凄いね。

　関西方面では何故かイマイチ人気がないらしいけど・・・。