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淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「悦楽的音楽生活」45/「ICE」の「Wake Up Everybody」

2008年06月24日 | Weblog
 至極残念なことに、2人だけの音楽ユニットだったICEは、結局ブレイク出来ないままその活動を永久に停止した。
 ギター担当で、ICEにおけるほとんどすべての楽曲とアレンジ全般を請け負っていた 宮内和之が、享年44(43歳没)耳下腺がんのため、去年の暮れこの世を去ったからだ。

 宮内和之は、相方でボーカル担当の国岡真由美と、晩年に結婚している。
 国岡真由美は、彼の病状を知っていて、それでもあえて一緒に結ばれる道を選択したのだろうか。辛かったと思う。
 単なる部外者が、高みから見下ろしながら能天気なコメントを発しているようで申し訳ないのだけれど、その喪失感や絶望感たるや想像を絶するほどだったろう。
 気が狂いそうになるのではないか。

 僕は、何度か彼らの音楽ブログを覗いてみた。
 ちょうど最新アルバムの「Speak Low」をリリースした去年の晩秋時期で、国岡真由美の前向きで明るいメッセージの書き込みがされていたけれど、突然ブログはそこでぴたりと終わっていて、そこから先はまったく更新されずにいた。
 それが、より一層悲しみを増幅させる。

 ICEは大好きなグループだった。
 勿論、すべてのアルバムを持っている。
 ソウルやR&Bをベースにしながらも、メロディアスでソフィスティケートされた都会的なサウンドを創り出す、その才能たるやとても素晴らしかった。

 宮内和之は天才的な作曲家でもあった。
 何故、こんなに凄い音楽ユニットが大人気を博すまでに至らなかったのか、未だに不思議で納得がいかない。
 彼らの楽曲は、そのどれもが素晴らしい。
 特に、「SLOW LOVE」、「Kozmic blue」、「Love Makes Me Run」、「GET ON THE FLOOR」、「NIGHT FLIGHT」・・・そのほかにも名曲が数え切れないほどたくさんある。

 国岡真由美は、今どうしているのだろう?
 出来ればもう一度、あのハスキーで素敵な歌声を聴いてみたい・・・。



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