淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

遂に発売された、吉田美奈子待望のニューアルバム「Spangles」。

2006年02月22日 | Weblog
 今日は割りと早めに仕事が終わった。
 勿論、もうすっかり日が暮れてはいるけれど・・・。
 昨日の夜は霧が街を包んでいた。気温も上昇していて、雪は猛烈な勢いで解け始めている。もうすぐ、長い冬も終わるのだ。

 ゆっくりと、散歩がてらに遠回り。
 官庁街通りにある「青い森公園」の中を歩く。
 背丈まである雪。でも、幅1mぐらいの狭い道が付けられていて、人は誰もいない。吐く息はまだ白いけれど、どことなく暖かい。風もない。
 官庁街のビルには、まだたくさんの窓明かり。
 真っ暗な夜空に星が光っている。
 優しい風が頬にあたる。春の匂いがした。

 家に着くと、アマゾンからCDが届いていた。
 吉田美奈子、待望のニューアルバム。
 タイトルは「Spangles」。
 早く聴きたい! ドキドキしてくる。
 吉田美奈子がアルバムを出すという噂は、ミクシィでかなり早くから流れていて、即、予約をしてしまった。どんな音になったのか、とても知りたい。

 ジャケットのモノクロがいい。
 吉田美奈子が微笑んでいる写真。
 一曲目が流れる。「FUN!」というナンバー。
 少しルーズだけど、ファンキーな曲。そして続いて「H00P」、「RIM」と続いてゆく。
 全体をまず通して聴いてみると、シックで、どちらかと言えば、落ち着いた静かなアルバムに仕上がっている。
 ちよっと異質なのが、8曲目の、「NETKING」という重いファンクな黒っぽいナンバー。吉田美奈子が、ネットオタクや社会的なテーマに歌っているのも異質だけれど、全体的な曲の流れの中でもこの曲だけが際立っていて、何となく違和感を感じてしまう。

 でも、3曲目は名曲。
 「RIM」という、美しいメロディと歌詞を持った曲だ。何度繰り返して聴いても素晴らしい出来栄え。
 まだ、そんなにアルバムを通して聴いていないので、アルバムの評価は出来ないけれど、もう少しポップなものになるのかな、なんて勝手に想像していたので、肩透かしを食ったのは確か。

 それでも、聴けば聴くほど味が出てくるアルバムもまたあるわけで、この「Spangles」のコンセプトである「歓びの光」というものが、何れゆっくりと湧き上がってくるのかもしれないし。
 そしてまた、僕は「RIM」という曲をチョイスしてしまう。

  
   時を少し切り取って心の余白にCollageを重ねても
   願いはまだ色の無い輪郭だけのSketchに思えるから

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