淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

渡辺源四郎商店11月公演「太宰治2」リーディング「女生徒」と「十二月八日」を観た雪降る土曜日の夜。135

2023年11月26日 | Weblog



 土曜日、初雪が街に降り、10数センチまで積もった。でもどちらかというと湿った雪で、かなり水分を含んでいる。
 演出家の工藤千夏さんから彼女が書き上げた書下ろしの新刊書籍が送られてきて(読み終えたら紹介します)、メールでも「11月25日、渡辺源四郎商店11月公演「太宰治2」として、リーディングで「女生徒」と「十二月八日」の2つの舞台をやるので是非観に来てください」とあったので、土曜日の夜、雪降る中、歩いて市内新町にある「渡辺源四郎商店しんまち本店2階稽古場」へと急いだ。



 ひっそりとした夜の中心市街地。雪だけが暗い空から落ちて来る。人影も疎らだ。
 館内に入ったら、厳寒で工藤千夏さんご本人がにこにこ笑顔で出迎えてくれた。この人、本当に優しい人だ。純粋で、怒ったところを一度も見たことがない。こんなピュアな女性、長い人生のなかでも滅多に会ったことがない。
 舞台の観客側に備え付けられたパイプ椅子に腰を掛け、開演を静かに待った。T夫妻が居たので手を振って挨拶する。同じ演出家の畑澤聖悟さんが手際よく入って来る観客たちを誘導していた。いつも誘導がほんとに巧い。



 舞台は定時に始まった。
 まずは太宰治の「女生徒」で幕を開ける。
 いつもの出演者に「青森中央高校演劇部」の生徒たちが加わってのリーディングで、中々凝った演出をしていた。さすが畑澤聖悟!
 そして「女生徒」に続いてのリーディングは「十二月八日」という同じ太宰治の短編小説だ。こちらの演出は工藤千夏さん。
 大井靖彦という役者の一人舞台で、戦争が始まった直後の日常を作家の妻という視点で捉えてゆく。
 二つのリーディングで約1時間だった。
 どちらも力作だった。
 終わって、またまた千夏さんから「今日はありがとうございました」との丁寧なラインが届いた。なんという律儀な人なんだろう。「良かったです」と返信する。



 そして11月26日日曜日。
 お昼から「スポーツジム」で筋トレを主体とした「Z180」を45分間。これ、キツかった。たぶん、明日は下半身が筋肉痛だろう。
 終わって、ゲチャゲチャに溶け出した雪道を車で帰る。
 晴れ間が覗いたかと思うと、暗い雲が空を覆って湿った雪が舞ったりする、そんな不安定な一日だ。
 やっぱり今冬は暖冬なんだろうか?
 
 




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