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どうしようか・・・。
この溢れに溢れた本の数。それもまったく手を付けていない、読まずに積読された本で身動きがまったく取れずにいる。
これから全部の本を読破するのって、時間的にも不可能に近いと思う。でも、なんとしてでも読み切りたいとは思う。あれもこれもそれも、今すぐに読んでみたい本だらけだからだ。
でも・・・時間が・・・取れない。
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なので、昨日も掟破りをしてしまった。
かなり前に買っていた、ディーリア・オーエンズのベストセラー・ミステリー小説「ザリガニの鳴くところ」のことだ。
ご多分に漏れず、本を買ったまではいいのだけれど、読もう読もうとしながら時間だけが経過してしまい、映画化された「ザリガニの鳴くところ」が「ネットフリックス」で新たに配信されたので、昨日の夜、そっちを先に観てしまったのだ。
じゃあ、なんで原作本を買ったんだよ、ということになるわけで、そうなると改めて原作本をさらに読もうとまでは思わなくなる。
でも映画は面白かった。
さすが、全世界で累計1500万部を売り上げたミステリー小説を映画化しただけのことはあった。
ラストのどんでん返しも見事だったし。
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それにしても、焦る。
次々と話題作となる書籍が出版され、よせばいいのにそれをついつい買ってしまうのだけれど、未読のまま本棚に積み上がってゆくだけだからだ。プレッシャーである。身軽にしたい。
最近もまた、スティーブン・キングの「ビリー・サマーズ」がメチャクチャ面白いという噂を聞いて上下巻を買ってしまったけれど、いまだに手付かずだし、「このミステリーがすごい! 2024年版」海外編で第1位を獲得した、S・A・コスビーの「頬に哀しみを刻め」や、続く「すべての罪は血を流す」も、即買ったまではよかったのだが、まだ1ページも捲っていない。
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ミステリー小説が大好きで、昔は一気に何冊もまとめて読んでいたのに、最近は本を捲る回数も減り続け、数ページ読むだけで一日が終わっちゃうということが頻繁にある。
これって末期的な状況である。由々しき事態である。
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こうなったら、読書一極全集中である。ひたすら本を読み漁ろう。
死ぬまでに、すべての書籍を処分出来たらどんなに気持ちがいいだろう。
モノを全部無くしたい。断捨離をしてきれいさっぱり立ち去りたい。
脳科学の研究では、「何もしない」、「ぼんやりしている」ときだけに働く脳の活動を「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ぶらしい。確かにそれが必要だ。
そういう時間をいつかちゃんと確保するためにも、今はひたすら溜まったものをせっせと放り投げる時間に充てなければ・・・。
一刻も早く、真のミニマリストになりたい。
嗚呼、いまだに未読の書籍たちが迫って来る。