MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

2012年、八重山レポート その6

2012年07月09日 | 近況報告

6回目は、沖縄以外の国内では、おそらく見る事の出来ない蝶を上げてみます。

前回上げたイワサキタテハモドキなどもそうですが、南方からの迷蝶が八重山地方で発生したものが多いようですね。

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クロテンシロチョウ 1988年以降に与那国島で定着し、その後八重山各地で発生しているそうです。 優雅な形の翅ですね。 開いてくれれば名前の通りの黒い点が見えるのですが、残念ながら…。

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キミスジ この蝶も2005年に西表島で記録されてから八重山地方に定着しているようです。 これも撮影ターゲットにしていた蝶の一つでした。

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ミナミコモンマダラ フィリピンからの迷チョウだそうです。 今回撮影した中では、最もレアな(参考書によると★五つでした)チョウのようです。 リュウキュウアサギマダラだと思って撮ったのですが、模様が違うので後で調べたらミナミコモンマダラでした。 一応撮っておくものですね。

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解りにくいと思いますので、一応リュウキュウアサギマダラの写真も上げておきます。 でも、今年はこの蝶を見る事自体、非常に希でした。 後はツマムラサキマダラの雄です。

今回、種の同定に使った参考書は フィールドガイド 「日本のチョウ」 誠文堂新光社 でした。

 

コメント (6)
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