おかんのネタ帳

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米原曳山まつり その2

2012-10-11 21:53:31 | 湖国日記
湯谷神社を参拝したりて、そのあたりをブラブラ・・・、
また、国道の方に向かって歩いてたら、タイミング良く、曳山の巡行に出会いました。



次の歌舞伎を披露する場所まで、町内のメイン道路を巡行するんですね。
曳山の舞台の上には、黒紋付きに袴姿の若者が4人、
曳山の綱の引き手をあおるように、かけ声をかけながら赤い扇子をあおでいます



大津祭りや長浜の曳山と違って、なんとも素朴な光景ですよね。
曳山の屋根の上にも人がいます。
町内の細い道、電線ギリギリのところを引いて行くようです。

歌舞伎が行われる時、浄瑠璃の鳴り物は曳山の横で演奏してました。
黒紋付きの着物を着た女性や男性が三味線を弾いてはったようです。

笛を吹く若い人は、おそろいの松翁山と書かれた白い法被を着てました。
シャギリと呼ばれる祭り囃子はいくつかあるようやけど、
曳山の移動中はナマ演奏ではなく、CDかテープでしたね。



とにかく、ギャラリーは少ないですね~
道の両側のお家の人たちが出てきたりしてるけど、
曳山について行く人は数えるほどです。

私みたいに、カメラをぶら下げて曳山について行く人もあまりいてないし。
・・・この春行った、マキノの力士祭りの御神輿を思い出しましたわ。



松翁山、見送り幕が豪華でしょ。
平成13年に新調されたゴブラン織りのものらしいです。



のどかな光景ですね~
街道沿いの商店には、無料休憩所を開設してるところがあって、
祭りのパンフやお菓子や飲み物まで置いてありました。

曳山は、ゆっくりゆっくり、移動していきます。



次の公演は17時30分から。
時計を見たら、もう17時を回ってます。
予定外に米原まで来てしまったので、17時半の公演は諦めることに(涙)
働く主婦としては、予定外に夜遅く帰るワケにはいかないし・・・

米原の曳山まつりは、県の無形民俗文化財に選択されてます。
祭の運営は、「若連中」によって行われ、相談役として、
若衆を卒業した世話方がいるんやそうです。
子ども役者は小学校1~6年の男子。

子どもたちの数が少なくなってきてるのはどこも同じやと思うけど、
祭りは、受け継がれていって欲しいもんですね。

それにしても、車がひっきりなしに走る国道8号線のすぐそばで、
こういうお祭りがゆったりまったり行われてるのが、なんとも不思議。

米原駅の東口に提灯が飾られて祭りを知らせてるものの、
ポスター以外に告知されてるものもないし、
よくある、あやかった?お饅頭とかが売られてるワケでもなく、
ホンマに、な~んもないねんな。

観光客が多くなくてもいいで~と思う反面、
もう少し知られててもいいんちゃうんと思ったり。

とりあえず、他の山や演目を見たいので、
また、行きたいと思ってます!

最終日(後宮)の千秋楽が良いらしいよ~!
・・・何がええのかな~



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