おかんのネタ帳

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中山道、県境をいく

2008-05-07 23:48:41 | 湖国日記
ダンナがいると、仕事になりませんわ。
なんでって、仕事やと朝も早いけど、休みやと私もゆっくりしてしまうし。それに、な~んか片付かへんし、(ダンナいなくても片付かへんか・・・涙)
それでも仕事でどうしも行かなあかん場合は、ほっといて出てしまうんやけどね・・・
と言うわけで、とりあえず、今日は午後から動きました。
ダンナに付き合ってもらって、歴史の舞台となった「峠」まで。
名神高速を使って米原まで、のつもりが関ヶ原まで行ってしまってんけど、とにかく、第2名神のおかげか車が少ないんですよね~。たいてい、竜王ICの手前とか、近江温泉病院あたりの直線はけっこう混むんやけど、今日は少なかったわ・・連休明けにしても、商用車やトラックも少ないです。6月までは第2名神の通行料金が安いということもあるんやろうね。

そんなこんなで、関ヶ原からもどって、県境となる「寝物語の里」。
その昔、小さな溝をはさんで、近江側に「かめや」、美濃側に「両国屋」という旅籠があり、宿泊客が寝ながら壁越しに話ができたことからこの名前がついたとか、あるいは、静御前が義経を追って近江側の旅籠に泊まったところ、美濃側から義経の家来の声がして再会を果たしたとの説、あるいは、常磐御前と義朝の家来との再会説などもあるとか。
ここから美濃側に入ったところに不破の峠があり、今須宿、不破の関へと続きます。このあたりは、壬申の乱から関ヶ原の戦いまで、数多くの戦乱の舞台となったところですね。

ここから柏原宿まで、ゆっくり回れたらよかったんやけど、それはまた今度。とりあえず、急ぎ足で、名神高速、国道に沿って旧中山道を行き、番場宿から「摺針峠」へ。
かつて、近江商人が東国へ商いをするために通ったであろうこの峠。平成3年に消失したという峠の茶屋「望湖堂」のあたりから琵琶湖が望めます。
東国から来た旅人が、最初に目にする琵琶湖の景色がここですね。

いつものことやけど、ダンナと一緒に史跡をいくのは気ぃつかいますわ。
車で走るのは嫌いやないし、自然を感じて歩くとか、動物、植物も好きなダンナです。でも、史跡とかには興味なさそうで・・・
今日も、「寝物語の里」の県境の小さな「溝」の写真を撮ってたら、
「これを見に来たん?」って、言うてましたわ。
遠いとこまで走って来たのに、「溝」って、ねぇ~(笑)

それに、ダンナの車で来ると目的地しか行ってくれないのが難儀やね。
ま、そんでええねんけど・・・さぁ。
せっかく醒ヶ井宿も通ってるねんから、お醤油やさんもあれば、「水の駅」もあるし、「よもぎ餅」を売ってる和菓子やさんもあるやん・・・あぁ・・・言うてる間に、通り過ぎるねん。
もうっ!


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