おかんのネタ帳

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休日噺家、地元で落語会

2019-01-19 23:35:44 | マイブーム・落語
社会人落語日本一大会っていうのがあるんですね。
昨年の秋、その第10回大会で、見事チャンピオンになった人が、
滋賀県の、地元に住んでる人やったんです~



ご自身の研鑚のためと落語の普及のために、
2か月に一度、勉強会をされていて、
今日、タイトルを取ってから初めての勉強会があったので、
聞きに行ってきました~~ 
お客さん、100人は来られてかと。途中で椅子を追加して、
先に座ってる人が前に詰めて、来たお客さんが椅子を並べて、
市民交流センターの和室が満杯でした!

受賞は各紙に掲載されたし、先日、NHK大津放送局の
夕方の地元ニュースの時間にも放送されたようです。
私も、昨年末、取材させていただきました~



神楽家小粋さん、もちろん高座名ですが、
学生時代に落研で、この名前で活動されたそうです。

生まれは埼玉県、理系大学を出て、たまたま就職して、
関西にお住まいになったんですが、
8年ほど前から、また再び、落語を始められたようです。

社会人落語日本一大会は、大阪の池田市で開催されてます。
・・・池田といえば、今の、朝ドラの舞台になってますが!
上方落語協会のもと会長の桂文枝さんが住まわれてて、
そのご縁があって、開催されるようになったとか。
・・・決勝では審査員をされてます~

賞金のほかに、「日清どん兵衛」1年分を
副賞としてもらったそうです。

「1年分というから、365個って思うでしょ。
 でも、360個しかなかったんです。
 なぜかっていうと、12個入りの箱が30箱だから。
 でも、ある日突然、前触れもなく、30箱、届いたんですよ。
 一般家庭に、もう、びっくりですよ。
 しばらく、ウチの玄関に積み上げてありましたよ~」

今日の、マクラで話されてました~

「そんなことはしませんけども、しませんけどね、
 毎日一個ずつ、360日食べるかもしれないじゃないですか。
 でもね、賞味期限が5月までしかないんですよ~」

テンポ良く話しをされるので、客席、爆笑です。

「だから、今日のお客様にもらっていただきました~」



いただきました!

さすが、日清食品ゆかりの池田市だけはある~(笑)

本日のネタは、おなじみの「寿限無」。
オチは、オリジナルのようです。

もう一つは、「粗忽長屋」。
落語的なバカバカしいお話。

「でも難しいんですよね~」

終演後の小粋さんの弁。

でも、お世辞抜きに、お上手でした~
言葉がはっきりしてるし、空気もちゃんと読んでるというか。

1つめが終わっても高座を降りずに、
そのまま、雑談して休憩・・ののちに二つ目が始まります。

今までは、15人程度だったというお客さん、
メディアの力もすごいですね。

小粋さんがどういう人か、良く知らずに来てる人もいて、
私の後ろのおばさま方は、ず~っと、合いの手?を入れながら?
しゃべってはりましたよ~

繁昌亭の昼席とかで、よくあることですが(汗)
落語の進行に、ついつい感想を言ったり、

「はぁ~そうかいな」とか、

「へ~、生きてはったんや~」とかね。

でも、終演後、言うてはりましたよ。

「こんなに上手いんやったら、プロにならはったら良かったのにな」

「ほんまやわ。お金取れるやんな~」

笑、笑・・・ほな、
市民ホールのほたる寄席も来てくださいよ。有料やけど。

予定表を見ると、びっしり予定が~
休日噺家、すごいですね!

明日の市民新聞に、小粋さんのことが載ります!!
見てくださいね!!