おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

ハルカスで観劇

2014-03-08 11:15:30 | 舞台・映画・ドラマ


行って来ました~

あべのハルカスですよ!

買い物とかにあまり興味のない私なんで、(むしろ、苦手・・・)
イベント的な、人が多く集まることも、どっちかいうと苦手。
・・・祭りは、好きやけど(苦笑)

なのでバーゲンとか、百貨店とかに、めったに行かないし、
だから、ハルカスもさして興味ないんですよ。
大阪府民でもないしね。

でも、たまたま行きたかった舞台のチケットをとったら、
グランドオープンの日やったんですね・・・



天王寺の駅前にある近鉄百貨店が大きくなったんです。
高さが、300m。横浜ランドマークタワーより、4m高くて、日本一。

百貨店とかはすでにオープンしてたから、この日は、
展望台(58~60階)とホテル(19~20、38~55、57階)、
美術館(16階)がオープンしたようです。

行く前にチェックしたら、展望台は予約のみで、当日券なし。
ま、高いとこが好きなワケやないし、行って楽しんでる時間もないし。

というか、目的は、こっちやからね~



わかぎゑふ作・演出、舞台、「一郎ちゃんがいく。」。
主演は、私とおなじ年なのに(つまり、ダンナとも同じ年やのに?)
ストイックに、すらっとしたイケメン俳優、升毅さん。
どんなお話かは、→ こちらから。

25年前にできた作品ながら、今回、上演は5回目。
今回は、脚本を書いたわかぎさんみずからの演出で、
13年ぶりに復活した近鉄アート館のこけら落とし公演になりました。

昔のアート館は、当時、升さんが主宰してた劇団MOTHERの、
舞台のDVDで見たぐらいで、まったく知らないんですけど、
たぶん、あの劇場の雰囲気をそのまま復活させたんちゃうかな。

舞台と客席が近い!
3面に、15席×6段の客席ブースがあって、
正面舞台と中央の空間フロアを舞台にしてました。
(中央フロアが客席にもなるようやけど)

私はC面の2列目。
舞台の上手側なので、中央フロアに役者さんが立つと、
後ろ姿を見ることになります。
私の正面がA面で、舞台が一番良く見えるのがB面やと。
各ブースの間2カ所が通路で、ロビーからの入り口になってました。

今回は、正面舞台もかわいくカラフルな色合い。
階段をおりた中央フロアは赤い絨毯が敷かれ、
A面側には、クラシックな感じの椅子とテーブル。
C面側には同じタイプの幅広いペアシートの椅子が置かれてます。

最前列の席より中央フロアは一段低いんやけど、
なんせ、こじんまりした会場やから、
目の前を役者さんが通るし、しゃべるし・・・ドキドキですよ。

開場してロビーに入ると、物販コーナーにデカイ声を張り上げる人が!
紫色の派手なスーツを着たリリパットアーミーの役者、コング桑田さん。
あ、リリパットアーミーは、わかぎさんの劇団です~。

何度か舞台で拝見してる方ですが、濃い~おっちゃんです(笑)
この舞台には出てはらへんけど、物販のためにきはったらしい。
横を見たら、わかぎさんもいてはりました。
パンフを買って、コングさんと握手~
・・・家に帰ってパンフを見たら、わかぎさんのサインがしてあった!!

開演前に、どこでもあるように館内放送が入ります。
今回は、あの、濃い~おっちゃんのアナウンスが~!!
開演に先立って、5つのお願いがあります、って言うてはりました。
それがなんとも、可笑しくて、会場からも笑いが・・・
携帯電話はもちろんやけど、

「たとえ、みなさんの前方の席にお知り合いがいたとしても、
 開演中に、手を振ったりしないように、お願いします」

最後に、「ご静聴ありがとうございました」とあって、
会場からは、拍手が起こりました~(笑)

もちろん録音やけど(ご本人は物販してはるからね)
盛り上げ上手です~
東京公演でも、やってはったんでしょうか~

舞台の方も、なかなか、おもしろかったです。
ようでけた話やと思いますわ。5回も再演されるハズやね。

升さんが、関西弁と標準語を使い分けしながら演じはるんやけど、
関西弁で、ぽろっと本音を言う感じも良いし、
なんと言うてもカッコええ~

奥さん役が三浦理恵子さん、この方もチャーミング。
前回まで演じた牧野エミちゃんが亡くなってしまったしね(涙)

子どもの新吉役が、なんと、升さんの愛娘のノゾミちゃん。
28歳の劇団所属の女優さんやけど、かわいらしく、
生意気な10歳の男の子を演じはりました。
バリバリの関西弁でつっこんだりして、笑わしてくれます。

一番の見せ場は、問答合戦。
膨大なセリフのバトルがあるんやけど、それがすごい。
クイズみたいなもんやから、思わず私も考えてしまったり(苦笑)
・・・・稀人が答えに詰まったあの言葉の正解はナニ~? 気になる~

人物設定も明確やし、続編がありそうな展開で終わるし、
2時間と少しの上演時間もあっという間でした。

笑いにシビアな大阪公演なので、それなりの、
プレッシャーみたいなんはあるやろうけど、
作・演のわかぎさんも関西やし、升さんも関西で育った役者さん。
ベテランの近江谷太郎さんとかも、そのへんは心得てはるよね。

近江谷さんの、親指を立てて、「いいね!」は、
思わず釣られて指を立てそうになった私(笑)

舞台のことを書きかけたら、長くなってしまいました~

9日が大阪の千秋楽。

お近くの方は、ぜひ。

近鉄百貨店、ウィング館8階。

キッズフロアの奥ですよ~



始まる前に、となりのパンケーキやさんで腹ごしらえ。
この先の左手が、近鉄アート館です。