ウチのゴーヤーです。
なんか、作ってる人の体型を表してる?
もっと、細長いもんやないんかなと思ってたけど、
どうやら、こういう種類らしい。
売ってるのより柔らかいから、煮過ぎると崩れてしまう感じ。
苦みも少ないような・・・
あと、数本は食べることになりそうです~(苦笑)
さて、昨日は、市民ホールで、恒例の人権・同和教育研究会があって、
午後の全体会から参加しました。
まず、小学6年、中学2年、高校2年の3人の、人権作文の発表がありました。
3人とも女子でしたね~ 男子は作文、苦手なんかな。
小学生の子は、ディサービスに行った経験をもとに、
今、自分ができることをしていきたい、という話やったね。
中2の女子は、命の大切さ、重さを、いろいろな統計の数字などをもとに、
自分なりの考えや思いで、解き明かしていってました。
理系の子みたいやね~
高2の女子は、多数の意見に流されて無難な生き方をしてる自分だったが、
レディガガの歌を聴いて、人と同じでなくてもいいんだ、人と違っても、
自分の気持ちに正直になることが大事なんだと気付いた話、でした。
構成とか、書き方が、なかなかドラマチックやったね。
二部は、ふれあい人権講座で、
シンガーソングライターの、う~みさんが登場しました!
中央にグランドピアノを置いて、登場してきたう~みさんは、
チラシにある、髪の長いエキゾチックな?女性ではなく?
白いTシャツにキャミソールドレス、ショートカットの健康的な、
歌のお姉さん・・・会場が拍手とともに、ちょっとざわざわ・・・
「すいませ~ん。去年から被災地に行ってるので、髪を短く切ったんです。
別人やと思いました? 私が、う~みですよ」
77年生まれというから、30代半ば。
ちょっとハスキーボイスながら、気さくで、陽気で楽しい人でしたね。
テーマは、「音楽は魔法だ!~あなたに会えてよかった~」
北海道函館生まれ。
両親はバスケットの選手をしてたというスポーツ一家。
お父さんは体育教師やとか。
2,3歳からピアノをやり始めたけど、習うのは苦手で、
絶対音感を持ってるので、テレビなどから流れてくるメロディを聴いて、
すぐにそれをコピーして弾きながら歌う、それが楽しいという子やったらしい。
小学生の時も、それが楽しいからピアノを弾いてみんなで歌えば、
友だちがいっぱいできると思ってたのに、友だちが、そんな彼女の才能を、
「きもい」と思ったようで、だんだん離れていったらしい。
人と違うって、ダメなのかな?
家庭の中では3人兄妹の真ん中で、かわいがられることもなく、
両親に愛されてないと、勝手に思いこんでたらしい。
ピアノを弾きながら、話をしてくれます。
時々、歌もまじえて。
友だちが欲しいと、音楽を断念してバスケットをやり始めたら、
これがまたなかなか上手かったらしい。
両親から離れたくて選んだのが大阪の関西外語大。
これまた、バスケの推薦で行けることになったらしい。
しかし、特待生とはいえ、大学では他にいくらでも上手い人がいます。
焦ってた頃、まだ、入学して3ヵ月ほどなのに、練習中に接触、頭から落ちて、
頸椎損傷、全身に障害を持つような状況になったらしい。
北海道に連れ戻され、頼りたくないと思ってた母親に面倒をみてもらう身になり、
身も心も、ボロボロ状態に・・・
特待生で入学してる以上、退学はできないと大学に復学。
でも、思うようにならない自分の身体に落胆。
ピアノでも弾いてみようと思ったら、指も動かない・・・
どこへも行きたくないし、ナニもしたくないと落ち込んでた時、
「空気を読まない友だち」が音楽クラブに連れて行ってくれたという。
そこには、ギターを練習している学生がいたんやけど、
もう、笑えるくらい下手で、そやのに満足そうに弾いてることでメラメラと、
「私ならもっと上手いで~」 という気持ちが湧いてきたらしい。
空気を読まない友だちに、すっごく感謝してるようです!
それが、今の歌手う~みの、出発やったとか。
ピアノ、ドラム、ベース、歌・・・練習を重ねるうちに、
動かなかった指が動き、身体も思うように動き、1年半を経て、
自分の身体も心も、回復していることに気付いたんやね~。
まさに、音楽は魔法だ!
音楽に助けられたんやって。
終始、楽しいお話で、面白かったんやけど、
彼女の話で、涙がこぼれてきたのは、母親のことを話した時やね。
愛されてないって思ってたのに、ケガをしたらすぐに飛んできてくれた母。
死にたいと思ってた時に、ずっと側にいてくれた母。
ここで、吉本の座長、小藪くんと一緒に作ったという「プリン」を歌ってくれました。
もう、涙、涙の私・・・おかんの歌は、あかんわ~
実は、この曲、前になんかの番組で、小藪くんが歌ってるのを聞いたことあります。
作詞が小藪くんで、自分のおかんのことを書いてはるねんな。
あの時は、それほど思わへんかったけど、昨日は、泣けたわ~
もっと早くに、おかんの好きなプリンをあげたら良かった、
もっと早くに、おかんの話を聞いたら良かった・・・みたいな歌詞で。
19歳でケガをして、それから歌い始めて、21歳のときに、
「千と千尋の神隠し」の最初に流れる「あの日の川へ」を歌った、う~みさん。
大学を出てから本格的に歌手を目指して今日に至るんやけど、
・・・今、高知に住んでるって。
なぜって、愛してやまない阪神タイガースのキャンプレポーターをしてた時に、
高知に行ったら、あの南国の雰囲気が気に入って、転居したんやって!
スカイAのキャンプレポーターの募集で受かったらしいねんけど、
すっごい倍率で、なんとか受かろうと思って、奇抜な衣装を着て行ったら、
面接官に相手にもされず、最後の最後に、「言いたいことありますか」と言われ、
エアギターで、オリジナルの応援歌を歌ったら、採用されたんやとか。
キャンプ地でも、音楽を担当したらしいで。
また、高知に戻ってきて~って、言うてはりました。
音楽で生かしてもらったから、恩返しに、被災地に行ってるって。
だから、弱いタイガースも癒してあげたい・・・
歌う旅芸人、自分のことをそう言うてはるけど、
被災地だけでなく、全国各地でコンサートをしてはるようです → こちら
応援したくなるよね。
阪神ファン、というだけでも、なんか近しい気持ちになるし~
帰りに、CDを買おうかな、って思ったけど、
サインが混み合ってたから諦めました。
お当番で?いくことになってんけど、なんでも、行ってみるもんやね。
どんな出会いがあるかわからへんわ・・・