おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

京都でひと笑い

2009-06-21 23:13:09 | マイブーム・落語


毎日、蒸し暑いですね~
さすが、梅雨です。今週は、ずっとこんな感じみたいですよ。

そんな中、今日は車で京都まで行ってきました。
以前からチケットを取っていた、「桂雀々独演会」。
会場は、河原町通広小路にある、京都府立文化芸術会館
ちょうど、御所(画像↑)の東側です。 

京都といえ、大阪の繁昌亭へ行くのと時間的にはあんまりかわりません。
けど、この会場やったんで、行こうかなという気になったんですよ。

懐かしいんですわ。
京都府立文化芸術会館。
昔、京都の大学生やった頃、某大学の「落研」なるものに所属してて、
勉強はさっぱりながら、毎日おもしろおかしく?過ごしてたんですね(笑)

この文芸会館は、市内6大学の落研が合同で、
初の「洛内寄席」を開いた場所なんです。
それと、その頃、この文芸会館の和室で、若い噺家さんたちの「勉強会」が、
定期的に行われるようになったんやけど、先輩と志願して、
無償で「お茶子」をさせてもらったことがあるんです。
私らも、勉強したかったんですね。「落語」を~ 

そんな懐古的な思いに浸りながら、いつものように、
雀々さんファンの友だちと行ってきました~!

 

昼の部と夕方の部とあったのですが、
昼の部を聞きました。

桂さん都 強情灸
桂雀々  子ほめ
桂紅雀  向こう付け
桂雀々  仔猫
中入り
桂雀々  上燗屋

最初のマクラで雀々さんが言うてはったけど、
3席やるってことは、夕方の部を入れて6席、しかも全部違うネタをしはるんですよ。

「いいですよ・・・て、言うてから反省しましたわ」

しんどいですよね。
この蒸し暑い季節に、ただでさえ汗やらツバやら、つゆだくな方やのに(苦笑)
・・・聞いてる方も、汗だくでしたよ~

今回のパンフ、各噺に解説が付いています。
それがなかなか面白くて、(文字の小さいのが、ちょっと不満やけどね~)
だれが書いてるのかと思ったら、京の噺家、桂米二さんでした。
米朝さんの弟子で、私らと同世代の噺家さんです。
京都での一門主催の会は、ほとんど米二さんが仕切ってはりますね。
東山安井の若手勉強会も、米朝さんから任されてはります。
文芸会館で継続されてる若手勉強会も、この米二さんが監修してはるようで、
その縁で、書かれてたんでしょうね。

ちなみに、私は米二さんの落語を実はあんんまり聞いたことがないんやけど、
(繁昌亭で1回は聞きましたけどね)
ブログは時々読んでますよ。→ こちら
友だちが、「おもしろいわ~」って言うんで、私も見に行くようになんたやけど、
さりげない噺家の日常が楽しいし、世間の様子にあきれたり、モノ申したり・・・
でも、自分のことには謙虚で、イヤミがなくて、ホンマ、ほっこりします。

あ、落語の感想・・・長くなりそうなんで、
また、今度~

今日のお客さんはやや年齢高め、ビギナーっぽい人も多かったみたい。
終了後は、本やCDの販売&いつものサイン、握手会。
雀々さん、汗びっしょりながら、お客さんは長蛇の列。

「野洲も行ってましたよ~」 と言うたら、
「おおきに~」と言ってくれまして (笑)

キャパはそんなに広くないんやけど、補助席やら立ち見席まであり、盛況でしたね。

こんだけ雀々さんに会って、(雀々ファンの友だちがいてるから!)
あの、つゆだく落語を何度も聞いたからか、なんか慣れてきたかも!?
それに、雀々さんの「必死のパッチ」を読んだから、
ちょっと、雀々さんを見る目も変わったような気もしたり・・・?
(あの本読んで泣いたわ・・・)

さて、明日から本格的に雨っぽいです。
笑ってばっかりもいられへんよ。
お仕事も頑張ろう~