おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

BGMは落語で

2008-11-16 23:08:20 | マイブーム・落語
夕べから、ず~っと原稿書き書き&推敲してます。
けど、さすがに家にこもって書いてるとどないかなりそうなんで? 溜まってるDVDを見たりなんぞしてました・・・(苦笑)
ながら族というわけではないけど、音がないと寂しいですしね。
とりあえず、録画した早朝の「扇町寄席」と友だちが送ってくれた上方落語の桂吉弥さんのシリーズを。
そういや、昨日、15日は八日市のアピアに来てはったんですよね・・・
行きたかったわ~。

夕べも、ダンナが見るテレビ番組がないっていうんで、落語のDVDを再生してたんですよ。「千早ぶる」、「崇徳院」、「ふぐ鍋」・・・・懐かしい噺ばかりで、
「・・・この噺、誰ので聞いたっけかな」
「これは仁鶴さんのを聞いたわ~」とか、しばし落語の思い出を。
ダンナもわりと知ってるんやね。
寄席にあんまり行ったことはないと思うねんけど、どこで聞いたんかしら。
「テレビ。子どもの頃、花月へはよう行ったで」
「ふ~ん」
「オレ、大学入った時、オチケンに入ろうかって思ったぐらいやで」
「え~っ!?」 どんな共通点やねん・・・
「米朝が好きやったしな」
・・・・何となく、巨人ファンというのがわかるような気もする・・・

ダンナが寝てしまってから、まだまだパソコンに向かってた私なんやけど、BGMで?録画した「平成紅梅亭」を再生してました。確か、リクエスト寄席の時に、地元出身の桂紅雀さんが出てはったなぁと。
ありました、ありました。「いらち車」。
時折、師匠の枝雀さんを感じさせてくれる人なんやけど、ふと、先日見た映画「しゃべれども、しゃべれども」を思い出しました。

伸び悩んでいる二つ目の、国分くん演じる今昔亭三つ葉くんに師匠が言んです。
「オレのおいしいとこだけとってもダメなんだよ・・オレの噺の人物はオレがこさえたの・・・オマエの噺聞いてると、オレがセコに思えちゃうんだよな」
「・・いけませんか?」
「・・・うまいかセコかは客が決めるんだ。オマエの落語は誰も聞いてねぇじゃねぇか」

ひと夏の間にあの3人と出会って成長した三つ葉くんが、最後に師匠の得意ネタである「火焔太鼓」を堂々とやり遂げた時、師匠が言うんですね。
「オマエしかできねぇ『火焔太鼓』、あったじゃねぇか」

何でもそうやけど、教えてもらった噺のコピーではあかんのですよね。
そこから一歩前に出て、自分の噺にしないと。
若手の落語家さんたちは、ホンマ、たいへんな仕事をしてはるんやわ。
・・・・忙しいのに不謹慎にも、めっちゃ、「ちりとてちん」が見たくなった私です・・・
うぅっ・・・忙しい時ほど、見たくなるねんな~(苦笑)
 
さ、明日も原稿三昧やわ・・・(泣)

画像は、昨日の琵琶湖