おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

裂れ織り(きれおり)

2016-12-02 23:06:33 | お仕事メモ
気がつけば、もう師走。
昔に比べると、師走やから忙しいということもないかな。

大掃除はあるけど、休みとお天気が合わないと外回りはでけへんし、
家の中も、昨年のリフォームのときにかなり捨てたから、
例年に比べると、ちょっとマシかも。
窓のサッシとか、それほど汚れてないし。

ま、2階の窓枠とか、押し入れとか、
衣類の整理とかはせなあかんけどね。

そうそう、アップし忘れてた写メがありました~



20cm×15cm ほどの巾着。
某社の、8ページの紙面で取材した、
裂れ織り作家峯尾さんにいただいたものです。

手描きの絵は、狐の嫁入りとか。



上品でしょ~
ナニを入れるものにしたらええのか、まだ迷い中。
化粧品とか入れて汚れたら困るし、
私の何でも入ってるカバンに入れるには申し訳ない。
さて、ナニ入れにしようか・・・

ちなみに記事はこんなんです・・・



仕事を通じて、いろいろな方と出会います。
峯尾さんとは、遠い昔に出会ってるのですが、
その時は、こんな細かい仕事をしてる方とは知らなかったです。
裂き織りというのは知ってたけど、
オリジナルの裂れ(きれ)織りで、
しかも、バック類を作っているなんて知らなかったですから。



白い布に、絵を描いて、それを1cm幅に切って、
縦糸がかかった機で織り込んでいくんですね。



裂き織りは、古い着物など、布を裂いてヒモ状にし、
それを織り込んでいくので、糸がぼろぼろと出るんですね。
それをすっきりさせたい、というところから、
1cm幅に布を切ることにしたそうです。

でも、切って織り込むと、最初の絵柄が縮むので、
それなら、最初から縦長の絵を描いて、
それを切って織り込めば、イメージ通りの絵柄になると。

気の遠くなるような作業をされるんです。
すごいですね~

バックは、和服にも合いそうなステキな作品。
各地に、ファンがいるそうですよ~


さて、巾着、
ナニを入れようかしらね~





風みどりさん

2016-10-12 23:47:14 | お仕事メモ
先月、取材させてもらったカフェ、「風みどり」さん。
紙面に掲載されてから、また、行ってきました~



看板だけ見たら、「そばや?」と思うひとが多く、
初めてのお客さんは、「そうやったんやね~」って言わはるとか。
今回、紙面に載ったので、納得された人も多かったようで、

「お陰様で、たくさん来てくださってます」

お店を手伝う、店長のお母様が言うてくださいました。
一見すると、ふつうのお家のようですが、
ドアを開けると正面に本棚。



「暮らしの手帖」なんていうのもあります。
お母様の趣味のようですね。



カウンターの上は、趣味で集めたというティーカップ&ソーサー。
私にはわからへんけど、お高いのもあるんでしょうね。



テラス席もあり、喫煙される方はこちらへ~
ちょうど、比叡山の方向なので、ここから見る夕日がキレイやそうです。
それが気に入って、ここにお店を出したとか。

人気の、ミックスベリーと生クリームをトッピングした、
「蜂蜜たっぷりベリーフレンチトースト」(700円)とカフェラテ。

店長は30代。男兄弟の三番目らしい。

「今どきのしゃれた見せではなく、年配の方にも、
 落ち着いてお茶を楽しんでいただけるようなお店にしたい」

リタイヤしたお父様が、趣味で養蜂をされてるんで、
これがなかなかおいしいんですね。
なので、蜂蜜をつかった飲み物とかもおすすめ。



蜂蜜入りショウガソーダ。
ショウガは、地元の「笠原ショウガ」らしいです。

人気のランチメニューは、なんとこれ!



太めのスパで作ったナポリタン(サラダ付き750円)
素朴な、定番の味です!!
・・・・いただいてきたんですけどね。



先日は、お昼限定の日替わり定食をいただきました。
おばんさい3種とお味噌汁。
この日は、鶏肉のチーズ焼き。1000円。

温かみのある店内。
薪ストーブは、これから活躍するのかな。

オバサン一人で入れるお店ってなかなかないので
(あるのかも知らんけど・・・)
また、行きたいと思います~~

風みどり
守山市水保町927-1
TEL:077-598-6320
営業時間:9時~18時
定休日:火曜日




卑弥呼コンテスト~

2016-08-02 23:19:03 | お仕事メモ
30日は、守山夏祭りの日でした。
毎年、やってるのは知ってますが、チラ見はしても、
行ったことがないんですね~~

小さい子どもでもいれば行くかもやけど、
御輿が出る、とか、山車が出る、とか・・・
そういう歴史的な祭事は好きなんですけどね。

どうも、屋台が出て、人がわんさか押し寄せる、
そういうのんは、年とともに苦手になり・・・

そう言いながら、今年は行ってきました~
姉と姉の孫のちびっ子たちを乗せて。
ちびっ子たちは、あまが池のお化け屋敷とか、
銀座商店街の金魚すくいとか、綿菓子とかが気になるらしい。



駅前広場は、こんな感じ。
すごい人です~
みなさん、どこから来てはるんでしょうかねぇ。



こちらも、こんなにたくさんの人が。



ステージでは、第6回、卑弥呼コンテストもやってました~



審査員には、前年度の卑弥呼さまが~



なぜに、卑弥呼って~??

実は、守山市伊勢町には、弥生時代後期の巨大な集落遺跡があるんですが、
同じように国史跡になってる、環濠遺跡・下之郷遺跡とは違い、
生活感があまりなく、しかも、大型の掘立柱建物の跡がいくつもあるんですね。

時代的には、邪馬台国があったころで、発掘調査では、
ここに大きなクニの中心部があって、様々な政治的儀式や
まつりごとが行われていたと考えられています。

魏志倭人伝に、卑弥呼の住まいについて書かれているのですが、
それが、この伊勢遺跡の建物跡群と似てるんです~

そこで「邪馬台国近江説」という本が出たんですが、→こちら
・・・しかも、2冊も、同じ頃に出てるんですよ → こちら
それに乗っかり? コンテストで卑弥呼を選び、
守山市をアピールしてもらおうと、商工会の人たちが考えたんですね。

この日は、ファイナリストの5人が登場し、
自己アピールや審査員の質問に答えるなどしてました。



すっかり暗くなった8時過ぎに、いよいよ発表!

どなたが選ばれたのか~~

詳しくは商工会のホームページ等で、確かめてくださいね~

これから1年間、商工会や観光協会などのイベント等に、
卑弥呼さんは、登場するそうです~



ゴールボール

2016-07-23 20:08:34 | お仕事メモ
ゴールボールって、知ってます?
うっすら聞いたことがあるかなという、感じやったんですが、
パラリンピックの正式競技らしいです。

先日、日本ゴールボール協会の役員をされてる方と、
お話しすることがあって、この競技で、日本の選手が
今年のパラリンピックに出場することを知りました。

ゴールボールは、第二次世界大戦で視覚に傷害を受けた、
傷痍軍人のリハビリのために考案されたプログラムの一つだったとか。

1972年のドイツのパラリンピックでで公開競技、
1976年に正式種目となり、世界的に広まっていったようです。

日本では、1992年に本格的にゴールボール競技が紹介され、
競技の普及と選手の育成に力を入れるようになったんですね。

東京と京都で、最初にゴールボール教室が開催され、
1995年のパラリンピックには、選手を派遣したそうです。
2004年のアテネ大会で、女子チームが出場し、銅メダルを獲得。
以後、女子は予選を勝ち抜いて、毎回出場してるようです。
今年も、9月のリオで活躍してくれるかも!

競技は、いたってシンプルです。
アイシェードという「目隠し」をして、
1チーム3名、コート内で鈴入りボールを転がすように投球して、
相手ゴールにボールを入れて得点します。
相手がボールを投げる時は、入れられないように阻止します。



ボールは、バスケットほどの大きさですが、
わりと堅くて、中の鈴の音が聴きやすいように穴が空いてます。
アイシェードは、ゴーグルのようなもので、
着けると、真っ暗でまったく見えません。

パラリンピックなどでは、ズルをしないように、
ガーゼを目の上に貼ってからアイシェードをするようですよ。

見えないので、ボールの鈴、相手の足音、気配・・・
それを感じて、ゴールを守らないといけないんですね。
ゴールの幅はコートの幅と同じなので、
守る時は3人全員で、寝転がったりしてボールを止めます。

投げるスタイルもいろいろで、ボールの回転によっては、
相手の身体に当たっても、身体を乗り越えて得点できたりします。

Youtubeで、映像を見たんですけど、試合中は
すっごく静かなんですね。 →  こちら
得点した時に、観客の歓声がおこるんですけど、
音を頼りに動くので、逆に、余計な音?を出すことが作戦になったり。
シンプルなスポーツなのに、なかなか、深いです

でも、試合は視覚障害者だけではできません。
レフリーや、タイムキーパーなど、見える人でないと判断できません。
オフィシャルと呼ばれる、10人の競技役員が必要だそうです。

なので、オフィシャルも育てていかないといけないので、
一般の健常者の人にも、この競技に親しんでもらおうと、
ゴールボール協会では、普及活動に力をいれているそうです。

ちなみに、守山市では、10月に全日本女子の試合があるので、
9月に、オフィシャルの講座が開かれるようですよ~

アイシェードをすれば、誰でも参加できるスポーツ。
障害者と一緒に競技を楽しむ人が増えるといいですね。



音の魔術師

2015-10-04 23:58:49 | お仕事メモ
いろいろ盛りだくさんな毎日で(汗)なかなかアップできず、
夕べも、あまりに眠くて、ブログも書けずに寝てしまいました。
(でも、床に就く時間はいつもと一緒で、早くないです~ 汗)

3紙も購読している新聞も、読み切れません。
あ、ヤクルトの優勝が決まった翌日、読みたくないと思った、
サンケイスポーツの1面が、「球児穫り再アタック」でビックリ。
右端に、細く小さい文字で、「ヤクルト優勝」やて~
さっすが、関西版のサンスポ!!

ちなみに、球児って、藤川くんのことですけどね~

ま、そういうても、2面にはでっかく書かれてたし、
優勝を決めた時の相手が阪神であることは間違いないねんけど(涙)

そして、今日はとうとう・・・最終戦の広島戦。
なんですか、あれは・・・・

7日の広島最終戦の対戦相手は中日。
まさか、中日を応援することになるなんて~~(涙)

いや、CSに進んでも、勝てへんでしょ。そんなんで。
すでに、カントクが退任表明してるんやしね・・・

なんぼいうてもしゃあないんで・・・この話はおしまい。

さて、先日、調律師の方を取材しました。
音楽の知識やピアノの知識が全くない私なんで、
ナニをどう聞けばよいのか・・ほんま、稚拙な質問をしたかもですが、
なかなかほがらかで、よ~くしゃべる方でした。
ご自分の持論とかをしっかり持ってはるんですね。



上野泰永さんという方です。
国内外に、顧客を持ってはる方ですが、
海外研修もいろいろ行かれてて、ドイツのスタンウェイ社や、
音楽の都ウィーンとか、環境の良いところで研修を積まれてきたそうです。

調律師って、ピアノと演奏者をつなぐ人ですね。
ピアニストのイメージに応えられるように調律する。
表現力豊かなピアノが、イメージに応えられるピアノやそうです。

「この音の違いわかりますか?」

弾いて観てくださったけど、たしかに、
鍵盤を叩く力、叩く位置、指のカタチ、手のひらの動かし方、
それで、音が変わるんですね~
そういう変化ができるピアノが良いピアノらしい。

その変化をうまくコントロールするのが上手い奏者。
なので、自分の技量を自覚するという意味では、
音が変化するピアノは、こわいピアノなんですね。

そういう、上をめざす、理想の響きをめざすのが上野さんなんです。

理想の音の響きを求めて、ピアノを浮かすことを考案。
そういうインシュレーターを開発して、国内外で特許も取られてます。



ピアノの足のキャスターをこれに乗せて、浮かせるんやそうです。
ピアノの全部が楽器だから、トライアングルのように、
浮かせて響かせるということですね~



スタンウェイのピアノの中。このピアノ、
わが家ぐらいの家が1軒建つくらいの値段・・・すごっ!

さわらせて貰いましたけどね~ 

音の魔術師、音のマイスター

いろんな世界があるんやね~、


読書の秋

2015-08-21 23:38:41 | お仕事メモ
秋の夜長に、読書でもしませんか~

なんて、ちょっと古くさいですかね?

大人の読書、というのをテーマに取材をしてるんですが、
図書館をベースにした「読書会」というのがあることを知りまして。

というか、知らなかった自分にビックリです。

30~40年ぐらい前に、活動を始めたようなんです。
・・・・たぶん、行政からの予算もついたんでしょうね。
各市町村の図書館で、募集したりして、活動が始まったようです。

滋賀県読書グループ連絡協議会というのもあります。
各市町の読書グループをとりまとめる団体ですが、
年に1回の全体会、講演、そして、読書散歩(バスを使って出かける)
などが、主な活動だそうです。

3,40年前から活動している読書会の多くは、高齢化がすすみ、
連絡協議会から脱退した市町も多いようです。
昔に比べると活気がない、もっと、若い人に入ってきて欲しい、
そいう悩みを持つグループも、多いようです。

毎月1回の例会で、同じ本を読んできて、
感想などを語り合う、そういう活動をされています。

テーマを決めて本を読んでいる読書会もあるみたい。
「古典を楽しむ会」では、古典に絞っているようですし、
歴史本に特化して読んでいるグループもあるようです。

図書館をベースにせず、読書好きのお友だち同士で、
「読書会」をしているグループもあります。

もともとご近所で、子どもも同じ年という3人の方々。
子どもたちが高校を出てから、会えなくなるのも寂しいね、と集まり、
本が好きという共通の趣味から、本の感想を語り合おう・・・
ということが始まったようです。

数えてみたら、もう、20年も続いているんですって。
月に1回、最初は、話題の本とか、好きな作家さんの本とか、
いろいろな本を読んだそうですが、ある時から、
「芥川賞を取った本を読む」ことをテーマにしたとか。

もうすぐ、「火花」に追いつくらしいですよ~

なので、この次は、「芥川賞を取れなかった本」を読もうかと(笑)



「読書会」をすることで、読書の幅が広がった、と言われます。
自分だけの読書なら、好きなものに偏ってしまうけど、
いろんな作品が読めることで、知識も広がり、
お互いの読み解き方を知ることで、深く作品を理解できると。

例会は、お互いの家で。
本の話から話題も広がり、エンタメの話から政治の話まで、
いろいろな話ができるのが楽しいとおっしゃってました。

なるほどねぇ~

結局、読書は、コミュニティのツール、のようです。
つまり、仲間づくり、ですね!

ま、私の場合は、ツールが読書ではなく、(たまに読書もあるけど?)
落語?舞台?ドラマ?・・・などなどエンタメ系?
それもあるけど、イケメン俳優さんのことで、仲間作りしてますけどね!(笑)

さて、「読書会」どう、まとめればいいんかしら・・・





世界を目指す15歳

2015-08-16 23:23:29 | お仕事メモ
市民新聞で、毎月、第2週に発行するしている紙面で、
市内在住、もしくは仕事をされている人など、
話題の人を紹介する記事を書いています。

NPO活動や地域活動、話題の企業、スポーツや趣味の達人など、
様々な分野で活躍されている人を、いろいろ紹介してきました。

今月は、サイクルフィギュア・女子シングル日本代表の、
高校1年生、近藤菜月さんを紹介。
お母さんから、丁寧に、お礼のメールをいただきました!
仕事とはいえ、うれしいことです。



サイクルフィギュアは、自転車に乗ってフィギュアスケートのように、
アクロバティックな演技をして、その美しさや難しさを競うスポーツです。
日本では、日本室内自転車競技連盟という組織があって、
サイクルサッカーと、このサイクルフィギュアがあります。→ こちら

スポーツとして盛んなのはヨーロッパで、競技人口が少ない日本では、
まだまだ、マイナーなスポーツなんです。

競技は、300種類もある技の中から5分間で30の技を披露し、
減点法で採点されるんやそうです。
バランス、集中力、そして何より勇気を必要とする競技。

日本の女子選手としては、アジアチャンピオンになった、
草津の堀井和美さんが第一人者で、長く現役を続けながら、
滋賀ブルーレイクエンジェルというクラブを設立。
現役引退後も、後進を育てるべくクラブで指導されています。

菜月さんも、ここで、小学生の時から技術を磨き、
この7月に開催された、チャンピオンズカップで、
サイクルフィギュア女子シングルの部に、日本新記録を打ち出して優勝。
8月23日のアジア大会(香港)、11月の世界選手権に、
日本代表として出場されます。

すごいね~~

競技の動画が、FBで見ることができます→ こちら

サイクルフィギュアが大好きという菜月さん。
家族の協力と応援のもと、練習に励んでいるようです。

ちなみに、好きなモノは、コーヒー牛乳らしいですよ~

かわいい15歳、応援してます~!



この夏のおすすめは~

2015-06-01 23:05:58 | お仕事メモ
先日、堅田の住宅街にあるセレクトショップ、Keiさんに行ってきました。



セレクトショップって、最近よく聞くけど・・・
独自のコンセプトで選んだ商品を陳列・販売しているお店、らしい。
複数のブランドを扱い、お店の方のセンスや好みで品揃えされてるんですね。

Keiのオーナーさんは、横浜生まれ。ハマっこ!
ご主人のお仕事とか、縁あって滋賀県に住まわれて、
12年前に、堅田でお店をオープンされたとか。

もともとは、以前、ここにあったお店のお客さんやったそうで、
そのお店が閉店して、次のお店も閉店して、そのあと、お店をオープン。

30~80代の女性がお客様。主に、主婦。

「私たちが着たい服って、なかなかないでしょ。
 若い人と、体型が違いますからね~
 ウデのくりとか、ゆったりしたのでないと・・
 私が着れるような服が欲しいから、お店をしたようなもんです」



カジュアルなものが多いので、常着という感じ。
東京の小さなブランドの商品を多く扱ってるらしく、
素材も縫製もしっかりしてるので、綿でも洗濯もOKなモノが多いとか。
なので、ちょっと高めですね~



小柄プリントのブラウス。
7部袖の袖口がユニークな切り替えになってますね。
フリーサイズなので、細い方も、それなりな方も・・・
私でも、入りました~~(笑)

「試着は何度でも。いろんなのを着てみてください。
 似合うものがちゃんとありますよ~」

オーナーさん。
お話を聞いてたら、なんと、私と同じ年でした~!

「人生は1度きりだし、好きなものを着て楽しまないと!」

確かに~

ついつい、話が弾んでしまい、ブラウス、1枚買いましたがな~(汗)

ギャラ以上の買い物・・・?

ま、たまにはいいことにしよ・・・


この夏は、ブラウスがおすすめとか。
白、紺、が人気だそうです。

1枚はおるだけでも涼しい、コットン100%のブラウスはいかが~?

Keiさんのブログ → こちら


オランダ堰堤(えんてい)

2015-05-24 23:52:52 | お仕事メモ
先週、久しぶりに田上桐生にある、オランダ堰堤に行ってきました。
子どもが小さい頃、何度か連れて行ったとこですが、
よ~く考えてみたら、結婚前にダンナとも来たことあるし、
結婚後も来たし、山歩きの取材で金鶏山へ行くのにも来ましたね~
それくらい、親しみのあるところです。



オランダ堰堤。
天井川となった草津川上流にある砂防ダムなんですが、
明治22年(1889年)、土木技師の田邊義三郎の設計により完成しました。

当時、政府に招かれ、たびたび氾濫する淀川の治水事業にかかわっていた、
オランダ人の土木技術者ヨハネス・デ・レーケが指導したとされ、
それで、「オランダ堰堤」と呼ばれているんですね。



デ・レーケの像が、小道の脇に立てられています。
田上山は、その昔、ヒノキなどの木が生える美しい山やったので、
奈良や京都の都の造営や、寺社の建物を建てるのに伐採されて、
禿げ山になってしまってたようです。

江戸時代には、伐採を禁止し、植林をするようおふれがあったようですが、
禿げ山になったことで、大雨が降ると洪水を起こし、
花崗岩の土を削って土砂が川へと流れて行き、川床を上げていったようです。

デ・レーケは、山から川へ土砂が流れないように食い止めると同時に、
荒廃した山に新たに木を植えるという2つの方法で治水を行ったようです。



昔はもっと水があって、深かったような気がするんやけどな。
夏は、子どもたちの水遊び場になります。
たぶん、今も。

真新しい立て看板があって、そこに書かれてました。
水裏の放水路面がアーチ型で両袖部分が削られにくく、
下流面が階段積み(鎧積み)になっていることで洗掘を防止し、
100年以上経った現在まで遺っていると考えられているらしい。



上から見たところ。
昔も、こうやって上から見たような・・・



水もなかなかキレイですよね~

オランダ堰堤の手前にキャンプ場があるんやけど、
高校1年の時に、中学の同級生とキャンプしたのが、
この、桐生のキャンプ場でしたね~

当時はまだ、あんまり整備されてなかったけど、
今は、水道のある炊飯棟とかあるんですよ。
そうそう、駐車場も有料になってました~



キャンプ場の横を、堰堤から続く川が流れています。
昔は、この水でご飯を炊いてんけどねぇ~

そうそう、小学生やった娘たちを連れて来たときに、
このへんで人の声がするし、川に降りていったら、
子ども連れのファミリーが2組、水遊びしてはって、
オランダ堰堤やなくて、なんで、ここやろ・・って思いつつ、よく見たら、
お父さんとおぼしき男の人の背中に絵柄があって・・・そう刺青!
びっくりして、あわてて戻って来たけど。

そういう方たちは、プールも海水浴場も、出入りを禁じられてたりするし、
なので、ここで川遊びしてはったのかなぁ。

今回の目的は、砂防ダムとしてのオランダ堰堤の写真を撮りに。
お仕事ですよ~ でも、平日の午後やったからか、
だ~れも、居ませんでしたね。

でも、良い天気、水辺は気持ちよかったです。


レトロカフェ

2015-05-23 23:27:00 | お仕事メモ
琵琶湖は、119の一級河川が流れ込むけど、
流れ出す河川は、瀬田川のみ。

その瀬田川に、瀬田川洗堰があります。



昭和36年に完成した洗堰。
手前のオレンジ色の部分は、平成4年に新設されたバイパス水路。
この水路ができたおかげで、疎通能力がアップしたそうです。



今も、一部遺っている、旧洗堰(「南郷洗堰」と呼ばれます)
こちらは、明治38年に完成した、煉瓦と石造の堰。
普段はは立入禁止ですが、毎月第4金曜日にレトロカフェが開かれ、
その時のみ立ち入ることができるそうです。



なので、行ってきました~
そこでお茶が楽しめます。
無料です!!

国土交通省の管轄なので、商売はできないとか。
主催は、琵琶湖河川レンジャーの、佐々木和之さん。



河川レンジャーとは、住民と河川のつなぎ役。→ こちら
洗堰のそばにある、ウォーターステーション琵琶の方で、
川と住民の関わりをテーマに、もっと洗堰を知ってもらおうと、
レトロカフェを企画したそうです。無料です!
・・・・お茶代は、カンパで~

旧洗堰について、いろいろお話してくださいました。
明治36年当時としては、画期的な土木工事だったようですが、
堰の開閉は橋脚に角材を横に人力で落とし込む方法で、
全開から全閉までの作業に24時間以上かかったそうです。



旧洗堰の上。
大きな角材が、当時使われた開閉のための角材。



見にくいですが、四角くなってる部分に角材を落とし込みました。
ちょっとやそっとでは動かないぐらい、重いですよ~
ここでも、お茶がいただけます。



煉瓦と石でできてますが、大きな重機がない時代なので、
人力で運べるような大きさの石、煉瓦を使っています。



上流側。橋脚のカタチが、上流側は三角になってますね。



ここには、アクア琵琶という、国土交通省の建物があります。
琵琶湖、瀬田川など淀川流域について、学べる施設です。
もちろん、無料です!!

なんで、洗堰が造られたのか、どんな活躍をしてるのか、
瀬田川の浚渫、滋賀県に天井川が多いこと、
昔から、治水対策をした人々・・・
いろんなことが学べます

お天気も良く、気持ちよかったですよ~