初めての胸痛発作は、10年前。
娘の高校卒業の日。
PTA役員の打ち上げの席。
奥歯が痛み始め・・・あらら、美味しいもの食べられないじゃない・・・
と思った次の瞬間、胸痛から、喉を締め付けられるような痛みに。。。
席を離れ、様子をみたが、痛みはおさまらず呼吸も苦しい。
思わず自宅へ電話。
もう少し様子をみて、変わらなければ救急車を要請すると家人に伝える。
どれくらい苦しかっただろうか・・・しばらくするとおさまった。
その後、この10年間に記憶している大きな発作は、3〜4回かなぁ。
頻度としては大変少ないわけで、私の微小血管狭心症は忘れた頃にやってくる。
どこかの病院で診断を確定してもらったわけではないが、
10年前、救急車まで考えたが、症状も出なかったので、スルーしていた。
その後、一度同じような症状があったが、
経験値から、慌てなくてもおさまると思って、じっと耐え、その時もスルー。
6年くらい前に、新聞に私の症状と似ている『微小血管狭心症』の事が出た。
あ〜これこれ、きっとこれだ!と思い、
その後も何度か経験したが検査することはなかった。
ところが、いよいよ更年期本番になったのか、
倦怠感や動悸がとても強くなり、起き上がるのもままならず・・・
みたいな症状に耐えきれず、昨年心療内科、リウマチ科、循環器内科を受診。
心臓に関しては、フォルター検査までしました。。。が、異常なし。
この時『微小血管狭心症』のことは、話しませんでした。
しばらく、発作もなく、この時の私の主訴は、動悸でしたから(笑)
何しろ、日本の循環器のガイドラインに、この症状が記されたのは、
2010年ですから、大変認知度の低いものです。
3年前にNHKの『ためしてガッテン』でも取り上げられていて、
ニトロが効かないこの症状に効く薬も最近はあるようです。
私のように忘れた頃にの人はいいけれど、
頻回に起こる方は、お薬に助けていただくのもひとつの方法かもしれません。
さて、今朝の発作時には、娘が側におりました。
私が、お茶碗を洗っていて、
娘が朝食にと、チーズトーストの準備をしていました。
突然、右の奥歯のあたりが痛くなったのです。
ひどい痛みです。
一瞬、あれ?虫歯?なんだろう、歯医者・・・
このくらい思考した次の瞬間、あ?もしかしたら・・・
案の定、痛みは、左奥歯あたりにも出始めます。
下顎の左右が一番痛いのですが、
これ、口腔外科に行かないと無理でしょってくらい、
下顎の全体に違和感が拡がります。
この段階で、お茶碗を洗いながら、娘に告白。
「顎が痛い。この後、心臓にくるかも・・・」と。
しばらくすると、強い胸痛に襲われます。
心臓に氷を当てられたような、
冷たいビニールか何かで包まれ、
掴まれているような痛みです。
さすがに、洗い物はできなくなり、テーブルの椅子に座りました。
念のために娘に伝えます。
「これで、死ぬことはないから大丈夫・・・」と。
そして、病気の仕組みを話すためにiPadで検索。
冠動脈ではなく、心筋内の微小な血管の痙攣で起こるんだと説明。
痙攣がおさまれば、大丈夫だ。
痙攣してる間は、おさまるのを待つしかないと説明。
すると、我が娘、さすがと言いましょうか、
持ち前の聡明さとのんびり屋さんぶりを発揮。
「しゃっくりと同じだね。あれも、痙攣おさまるまで待つしかない」
そりゃ、そうだと笑いながら、心臓の痛みをこらえる私。
なんつぅ、親子だまったく・・・と自分でも呆れる。
発作は、朝8時40分から50分までの10分間。
私の発作は、長くて30分。
今回は比較的早くおさまった。
おかげで、むすめの作ってくれたチーズトーストも食べられたし、
職場に遅刻することなく、無事に仕事を終えて、今、電車の中。
間も無く、地元の駅に着く。
明日は、早番で、4時起床。
お家に帰ったら、少し具合が悪いふりして、
家事をサボって、早めに寝るとしよっと(^^)
あ・・・普段から、サボってますけどね。。。
というわけで、今日は、私の勝手な診立ての
『微小血管狭心症』のお話しでしたぁ(^^)
娘の高校卒業の日。
PTA役員の打ち上げの席。
奥歯が痛み始め・・・あらら、美味しいもの食べられないじゃない・・・
と思った次の瞬間、胸痛から、喉を締め付けられるような痛みに。。。
席を離れ、様子をみたが、痛みはおさまらず呼吸も苦しい。
思わず自宅へ電話。
もう少し様子をみて、変わらなければ救急車を要請すると家人に伝える。
どれくらい苦しかっただろうか・・・しばらくするとおさまった。
その後、この10年間に記憶している大きな発作は、3〜4回かなぁ。
頻度としては大変少ないわけで、私の微小血管狭心症は忘れた頃にやってくる。
どこかの病院で診断を確定してもらったわけではないが、
10年前、救急車まで考えたが、症状も出なかったので、スルーしていた。
その後、一度同じような症状があったが、
経験値から、慌てなくてもおさまると思って、じっと耐え、その時もスルー。
6年くらい前に、新聞に私の症状と似ている『微小血管狭心症』の事が出た。
あ〜これこれ、きっとこれだ!と思い、
その後も何度か経験したが検査することはなかった。
ところが、いよいよ更年期本番になったのか、
倦怠感や動悸がとても強くなり、起き上がるのもままならず・・・
みたいな症状に耐えきれず、昨年心療内科、リウマチ科、循環器内科を受診。
心臓に関しては、フォルター検査までしました。。。が、異常なし。
この時『微小血管狭心症』のことは、話しませんでした。
しばらく、発作もなく、この時の私の主訴は、動悸でしたから(笑)
何しろ、日本の循環器のガイドラインに、この症状が記されたのは、
2010年ですから、大変認知度の低いものです。
3年前にNHKの『ためしてガッテン』でも取り上げられていて、
ニトロが効かないこの症状に効く薬も最近はあるようです。
私のように忘れた頃にの人はいいけれど、
頻回に起こる方は、お薬に助けていただくのもひとつの方法かもしれません。
さて、今朝の発作時には、娘が側におりました。
私が、お茶碗を洗っていて、
娘が朝食にと、チーズトーストの準備をしていました。
突然、右の奥歯のあたりが痛くなったのです。
ひどい痛みです。
一瞬、あれ?虫歯?なんだろう、歯医者・・・
このくらい思考した次の瞬間、あ?もしかしたら・・・
案の定、痛みは、左奥歯あたりにも出始めます。
下顎の左右が一番痛いのですが、
これ、口腔外科に行かないと無理でしょってくらい、
下顎の全体に違和感が拡がります。
この段階で、お茶碗を洗いながら、娘に告白。
「顎が痛い。この後、心臓にくるかも・・・」と。
しばらくすると、強い胸痛に襲われます。
心臓に氷を当てられたような、
冷たいビニールか何かで包まれ、
掴まれているような痛みです。
さすがに、洗い物はできなくなり、テーブルの椅子に座りました。
念のために娘に伝えます。
「これで、死ぬことはないから大丈夫・・・」と。
そして、病気の仕組みを話すためにiPadで検索。
冠動脈ではなく、心筋内の微小な血管の痙攣で起こるんだと説明。
痙攣がおさまれば、大丈夫だ。
痙攣してる間は、おさまるのを待つしかないと説明。
すると、我が娘、さすがと言いましょうか、
持ち前の聡明さとのんびり屋さんぶりを発揮。
「しゃっくりと同じだね。あれも、痙攣おさまるまで待つしかない」
そりゃ、そうだと笑いながら、心臓の痛みをこらえる私。
なんつぅ、親子だまったく・・・と自分でも呆れる。
発作は、朝8時40分から50分までの10分間。
私の発作は、長くて30分。
今回は比較的早くおさまった。
おかげで、むすめの作ってくれたチーズトーストも食べられたし、
職場に遅刻することなく、無事に仕事を終えて、今、電車の中。
間も無く、地元の駅に着く。
明日は、早番で、4時起床。
お家に帰ったら、少し具合が悪いふりして、
家事をサボって、早めに寝るとしよっと(^^)
あ・・・普段から、サボってますけどね。。。
というわけで、今日は、私の勝手な診立ての
『微小血管狭心症』のお話しでしたぁ(^^)