白鵬が、初場所13日目にとなる33回目の歴代一位となる幕内最高優勝を決めた。
ここ数年、白鵬の力はピークを過ぎてきていることを感じるが、
他の力士たちが、星を取りこぼしたり、なにしろ不甲斐無い状態。
そうはいっても、つまりは、それだけの偉業を成し遂げる努力は並大抵ではない。
しかも、異国の地で、その国の国技と呼ばれる相撲の世界で、この記録は素晴らしいものだ。
私は、相撲が好きだ。
では、相撲の何にその醍醐味を感じるかと言えば、立ち合いである。
もちろん、土俵際、技と力のせめぎ合い・・・好きですよ。
でも、何が一番と言えば、立ち合いです。
国技館へ行っても、テレビ前桟敷で観戦していても、
仕切りから、立ち合い・・・注目します。
スポーツで唯一、競技者自身が呼吸を合わせて競技がはじまる。。。それが、相撲です。
昨日のような歴代一位のかかった大一番となれば、固唾をのんで私も集中します。
そんな中で、白鵬、張ってくれました。。。
稀勢の里の左頬を張りました・・・残念である。
もちろん、張られようがなにしようが、稀勢の里が勝っていれば、簡単に負けたりはしない。
力もそうだけれど、精神力も含めて、勝っていれば・・・
だから、白鵬が張ったことが勝敗を左右したわけではないが、
相撲の醍醐味は、立ち合いだと思っている私には、いただけない立ち合いでした。
力士たちの目標であり、手本でもある横綱が、張るんですから、
最近の取り組みは張り差しが増えて、私の集中に水を差される。
照ノ富士が、最近、張り手が多くて、気になっていた。
昨日も張っていった。
妙義龍が、そこをよくもぐりこんで、勝利をつかんだ。
よしっ!そうでなくっちゃ。
変わったり、引いたり、張ったり、勝負の流れの中でそういうこともあろうかと思うが、
立ち合いで、張ったり、引いたり、変わったりは、なしにしてほしいなぁ・・・
昨日は、阿夢露が勝ち越しを決めた。
大道もしっかり踏ん張った・・・
阿武咲は、またもや注文相撲に落ちてしまって黒星先行になった。
今日は、朝から、しっかり発声練習をして、
午後はテレビ桟敷にかじりつく・・・
悔いのない相撲を取ってほしい。
幕下の力士はすでに取り組みをすべて終わっている力士もいる。
ホッとしている暇はない。
寝ても覚めても相撲のことを考えて、日々精進。
それが『関取』への一番の近道だ。
ささ・・・応援しなくっちゃ。
ペットボトルでもつぶしながら、洗濯物たたみながら、今日も応援しますよ(^_^)v