CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

表現探しの旅は続きます(*^^*)

2015-01-09 07:16:52 | 表現にからむ様々なこと
『黒い鷲』という歌がある。
後半の歌詞は、同じような言葉が続く。
ラストに至っては、歌詞と歌詞の間にピアノが入る。
歌い込んでいれば、なんてことは無い。
条件反射のように、歌詞は口をついて出てくることだろう。
ちょっと待てよ・・・それでいいのだろうか。

さぁ、歌います!
と、なったその瞬間から、言葉(歌詞)のない時間も表現のうちである。

私は、楽譜が読めないこともあって、
前奏が始まってもカウントしたことがない。
身体が覚えている感覚で歌い出す。
とは言っても、条件反射とは少し違う。
心と身体が、歌う準備をする。
準備が遅れたりすることも、まぁ、ある。
多少遅れても、心さえ準備できてたら、取り戻せる。
準備しないで歌うより、よっぽどいい。と私は思っている。
無理に歌いだしたりしても、
心の状態をもっていくまでに時間がかかってしまうからだ。

歌詞と歌詞の間に、つまり楽譜上、
一小節おやすみが入っている場合も、ただ待ってはいけない。
なぜ、そこで、言葉に詰まる(休符がある)のか・・・そのことを考えてみる。
『黒い鷲』を歌っていて、それが大切なんだと、つくづく実感した。

レッスンの度にたくさんの発見と迷いを抱え込む。
そんな風にして、レッスンが進む。

昨日のレッスン、とてもいい時間になりました。

なにしろ、途中で、キーが変わってるかどうかも自覚していない私。
「じゃぁ、キーが上がったところからね」と言われてもさっぱりわからないf^_^;
「4つ待ってからね」と言われても、「どれでひとつ?」と聞き返す私。

こんな私と根気よくお付き合いくださる木村先生に感謝しながら、
無事に今年のレッスンが始まりました。

ひとつひとつのコトバを吟味しながら、
表現の探しの旅は、今年も続きます(*^^*)