シンプル、それはニュートラルで在ること

『シンプルな暮らし』とか
『シンプルな生き方』とか
話題になったりする。

じゃ、シンプルって、なんだろうと考えてみる。

それは、ただ持ち物が多いか少ないかではなく
それは、ただ簡素であることでもないような気がする。

自分の心の在り方に関わるのだと思う。

これだけ情報が溢れる中で、シンプルであるためのは、
ニュートラルポジションで居られることが大切。
ニュートラルということは、どっちつかずで考えないのではなく

受け止め、理解し、判断するということ。

そのためには、小さな哲学を繰り返し
素朴な疑問を持ち続けることだ。

昨日、ヤフーで『中立外交なのになぜ狙われる』との言葉を見た。
『なぜ狙われる』かより、
日本の外交は、中立じゃないでしょう？
なぜ、中立なんて書けちゃうの？
と、その疑問が、頭を駆け巡る。

表現についても、シンプルであることは、大切で、
なおかつ、ニュートラルでなければ、いけない。

ついつい、一度、こうだろうと考えて、
創ったものはそのまま推移することになる。
それでは、面白くない。
だから、例えば、
『新カルメン』で語られる『カルメン』を『スパイ』と置き換えてみる。
俄然、面白くなる。
もちろんコトバは『カルメン』と歌うのだけど
心の中で『スパイ』と置き換えてみる・・・結構、いろんな発見がある。

そして、そんな試行錯誤を固定させることなく、さらに、様々、考えてみる。

ともすると、どっちつかずの八方美人に見えるが、芯(真)は、ある。そこも大切。

実は、結構、頑固だ。
柔軟で頑固であること、大事です。

とまぁ、こんな風に素朴な疑問や小さな哲学が私の暮らしを取り巻いている。

混沌とした中から、生み出されるもの・・・
５月のライヴの準備、少しずつだけど、しっかり動いています(^_^)v

シンプル、それはニュートラルで在ること。
そのことを思いながら、日々暮らすとしましょうか(^^)