いわさきちひろ美術館で、企画展「村上春樹とイラストレーター展」が開かれているので行ってみた。
佐々木マキ、大橋歩、和田誠そして安西水丸さんのイラストが展示されている。
初期の村上作品、「風の歌を聞け」や、「1973年のピンボール」などの表紙は、佐々木さんのイラストの印象が強い。
原画は紙にガッシュで描かれているがとてもそうは見えないほど力強い画風だ。
安西水丸さんもエッセーなどで村上氏の文章と一対のようになっていて、印象深い。ただ、展示はそれほど多くはない。
和田誠氏はジャズシンガーのイラストと、それについての村上氏の文章を載せた「Portrait In Jazz」を僕も持っている。こちらは展示が豊富。
帰りにミュージアムショップで、いくつか本を買ってきた。
村上作品のうち、絵本系はあまり買ったことはなくて、「羊男」もこれがはじめて。
「村上ラヂオ3」はしばらく前から店頭に並んでいましたね。こちらのイラストを手掛けた、大橋歩氏の作品も展示されていた。