昔は五体健康で、見た目は麗しくなくても、まあこれはこれでいいか、と思っていたものだが、ここ数年は全く問題なし、とも言えなくなってはいる。
左耳に耳鳴りがあって、測ると基準値をわずかに下回る。状況は進んでいないらしく、ここ数年横ばい、あるいは基準を上回るときもある、という程度だが、最初に言われたときはちょっとショックだった。実務上はあまり関係ない、といいたいところだが、うちの部下の子はささやくようにしゃべるので、いつも会話に苦労する。よく聞こえないからと、あまり顔を近づけたりすると何とかハラとか言われそうだし(><;。
目はもともとガチャ目(左右の視力が大きく違う。右目だけかなり悪い)だが、さいきんはいいほうの左の視力もいまいち。健診では近くが見えるかどうかは問われないが、そっちのほうも進んできて煩わしい。常用も遠近だが、更にオフィスでは近く専用の眼鏡にかけかえたりしている。
もっとも、今回の健診では頑張ってしまって(心の目で見ながら?)、ゴマ粒みたいなマークをチェックしまくったら、左視力矯正後1.5と出た。
ハイライトは内視鏡だ。もう8年ぐらい毎年やっているが、回を重ねれば慣れるというものではなく、いつも憂鬱になる。バリウム飲む方式も苦手という人はいるが、あちらのほうは僕はそれほど苦にならない。バリウムの食感も、ちょっと重めの飲むヨーグルトみたいだし。。ただ、健康セミナーで講師の人が言ってたけど、内視鏡とバリウムを比べたら、内視鏡の方がはるかに情報量が多くて、診断が下しやすいらしい。なにしろ、かたや透視映像こなたライブ映像。勝敗は明らかだ。
とはいえ、お医者さんが手にしているオリンパス謹製の内視鏡は鉛筆ぐらいの太さ(に見える)で、こんなものをのどに突っ込まれるのかと思うと、卒倒したくなる。。
一度突っ込まれてしまえば、あとは串を刺された焼き鳥みたいなもので、おとなしくしているしかない。すぐ終わるから。。
しかし今回は結構長引いた。問診票に、最近気になることとして胸やけ、と書いたので、お医者さんが詳しく食道をチェックしている。
逆流性食道炎だ。
昔はそんなことはなかったが、これも数年前から、胸やけに悩まされたり、あるいは寝ているときに苦しくなったりするようになった。薬(市販薬)は飲んだりしているが、完全には直せないものらしい(年齢とともに胃と食道の境が緩んでくる)。
あれは食生活がいけないのだ。夜遅く、時には深夜0時を過ぎてから夕食をとって、すぐ横になったりする。生活を改めなければ。
今回それと、検査しているうちにポリープの赤みが強いものがあったので、生検(組織を採取して確認する)となった。ファイバーの先がマジックハンドみたいに動いて、組織を取るらしい(突っ込まれた状態で見ようとすればモニターを見られるが、そのの様子は見ていない)。
ので、余計時間がかかった。終わるころには涙とよだれで顔中くしゃくしゃである。。
お医者さんは全体に大きな問題はなさそうだ、とはいっているが、さて。