うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

さいきんのニュースから

2018年01月12日 | 社会・経済

成人式に晴れ着レンタル、着付けサービスの会社が消滅し、大騒ぎとなった話に関して、ネット上で語っている方が何人かおられたが、最近のこの手のビジネスはかなり(いまふうの言い方で言うと「ガチ」)すごいらしい。何年も前から予約をしておかないと、当日の着付けが朝の4時半とか、とんでもない時間になってしまったりするとか。年頃の娘さんを持つ方が嘆いておられた。

要はそこまでするなんて行きすぎだろう、成人式に着飾ることがそんなに大事か!といいたいらしいのだが、普段はもっと(原発とか、政治経済の問題については)ストレートに辛口の意見を述べる方が、妙に遠慮がちに意見を書かれていたのが興味深かった。

その方自身は、(自分の)成人式に出なかったのだという。実は僕も出ていない。他にも、つぶやき等で「出なかった」というひとを結構見かけたが、正直、それを聞いて少しホッとした気になったりもする。同窓会等で、あの時はどこでだれにあってどこに行って、などと語り合っているのを聞くと、内心行けばよかったと、めちゃくちゃ今更な気持ちになったりもしていたからだ。

ただ、当時は自分なりに若気の至りというか、結構な反骨精神を持っていたことも確かだ。そういうお仕着せみたいなのから自由でいたい、という気持ちを、当時の自分は多分に持っていた。そのころの自分からすれば、何十年もたっていけばよかった、なんて言ってる自分を見たらさぞ嘆き悲しむかもしれない。いやいや、もちろん本気で後悔しているわけではないけど。。

だが、それでケチがついたのか、その後の人生は、華やかな場で祝福されて、などということとはまるで無縁なものになってしまった。いろんなこことから自由になりすぎたかしら。。

 

女優のカトリーヌ・ド・ヌーヴさんがセクハラ告発運動を批判した件。を聞いて、茶化す意図は全然ないが、先日見た日本の40年ぐらい前の映画「幸福の黄色いハンカチ」を思い起こしてしまった。ここでは冒頭、武田鉄矢さん演ずる若者がナンパしまくるし、桃井かおりさんとの交流も相当荒っぽい。高倉健さんと倍賞千恵子さんの夫婦も、なかなか乱暴だ。街の風景もそうだが、人々の意識や行動も、数十年単位で変わっていくものなのだろうな。一つ言えることは、そう思いながら、今見てもこの映画に感動できることだ。

コメント
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