ウリパパの日記

自由気ままに・・・

真夏の日光白根山登山(1) 2020.8.21

2020-08-22 21:31:03 | 山登り

昨日は8月2回目の休業日。高気圧の縁をまわり湿った空気が入っているため天気は不安定になっています。それでも下界の酷暑を逃れるため、標高の高い夏山へ登ることにしました。山の天気は昼過ぎには下り坂という予報でしたが、午前中なら雷雨に見舞われることも無さそうなので、思い切って奥日光の白根山に登ることにしました。比較的悪めに予報する YamaYama GPV を見ても、雲は多めでも天気の崩れは小さそうな感触。朝5時20分にアパートを出発して奥日光へ向かいます。

 

半月山展望台から見る男体山。その右には大真子山のピークと帝釈山方面。予想よりも天気は良さそうです。

 

金精峠手前から湯ノ湖と朝霧の戦場ヶ原を振り返ります。この時点で男体山頂には雲がかかり始めていました。

 

金精峠方面は快晴です。

菅沼から往復しようかとも考えましたが、時間が遅くなると雷雨の心配があります。昼頃には下山したいので、今回もロープウエイを利用した楽ちん登山を選択しました。7時40分過ぎに丸沼高原に到着。ロープウエイは7時30分から運行開始しているので、トイレに寄ってからすぐに出発。

 

15分ほどで標高2000mの山頂駅に到着。山麓では雲が多めでしたが、山頂は青空が広がっています。正面に目指す奥白根山が見えています。湿度が高いためか、周囲の山々は霞んで見えません。いつも間近に見える武尊山も目を凝らしてうっすら見える程度。尾瀬方面は積雲の中でした。展望はあきらめ、夏の花を見ながら登山開始とします。

 

周囲にはヤマハハコの群生

 

ヨツバヒヨドリ。いずれも夏の花です。

 

8時10分。二荒山神社の鳥居をくぐり、神社にお参りして登山開始。

 

しばらくは樹林帯を歩きます。しばらくは苔の世界。これは苔の胞子でしょうか?

 

そしてカニコウモリの大群生。樹林帯を抜けるまで果てしなく続きます。

 

カニコウモリはとても地味な花ですが、よく見ると面白い形をしています。

 

ハンゴンソウの群生も負けてません。

 

カニコウモリと並んで登山道の主役でした。

 

樹林帯の上のほうでは、ダイモンジソウが咲いていました。

 

日なたでは赤トンボが飛び交っています。枝にとまったところをパチリ。

 

鳥居をくぐって1時間。樹林帯を抜けると正面に山頂が見えてきました。ここらが長い。。。

 

登っても登っても山頂が近づかない(笑)。お花畑でもハンゴンソウが満開です。

 

振り返ると、遠くに足尾の皇海山が見えています。

 

皇海山をズーム。その右には赤城山方面が見えるはずですが霞の中です。

 

足元には高山植物が咲いています。これはハクサンフロ。先日三つ峠で見たカイフウロより一回り大きい花が大きいです。

 

これはミヤマコウゾリナ?

 

そして、目的のトウヤクリンドウ(当薬竜胆)です。

 

日光地域では白根山頂でしか見られないリンドウです。

 

鳥居をくぐって1時間30分。9時40分に標高2578mの日光白根山に到着です。関東地方で一番高い山です(続く)。


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