ウリパパの日記

自由気ままに・・・

日野市某緑地に咲くバアソブとキツネノカミソリ 2017.8.13

2017-08-13 19:09:30 | 自然

昨夜はペルセウス流星群を見てからぐっすりと眠れました。今日は晴れ間が期待されていましたが、朝から低い雲がたれ込め、関東地方の西側では青空に恵まれません。八王子の最高気温は29.7℃止まりで、今日も真夏日から開放されています。

多摩地区でバアソブの花が見られるという情報を頂きネットで調べていたところ、日野市の緑地で保護されているという記事を見かけました。早速、午前中に日野駅まで出かけてきました。


日野駅から中央高速に沿って西側へ歩くこと15分、緑地の南端に到着しました。日野台地の崖線に沿った雑木林が緑地保全領域として保護されています。 区域のほとんどがコナラ、イヌシデ、エゴノキ等を主体とする雑木林となっていて立ち入りは禁止されています。


ところどころ断崖を横断する遊歩道が設置されています。


緑地下に沿った遊歩道を進むと、左手にキツネノカミソリの群生が広がります。


ソバナも咲いていました。


しばらく北西へ進むと、お目当てのバアソブを発見。ジイソブは高尾山でもよく見かけますが、バアソブは陣馬山まで足を延ばさないと見ることができません。こんな身近に自生していたのですね。




ソブは木曽地方の方言でそばかす意味で、バアソブはお婆さんのソバカスです。

既に萎れてしまった花もある一方で蕾も見かけました。しばらく見頃が続きそうです。


近くにはキツネノカミソリの群生が広がります。


満開です。

バアソブ(ヒメツルニンジン)は環境省レッドリスト絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。ジイソブよりもお目にかかる機会が少なく、この花を見たのは2回目となります(初めてみたのは陣馬山)。

コメント (1)
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