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「八日目の蝉」

2011年05月11日 22時56分32秒 | 映画

原作本を先日読んで、是非映画も観てみたいと思っていた作品
「八日目の蝉」を観に行ってきた。

直木賞作家・角田光代が手がけた初の長編サスペンスを映画化。
井上真央と永作博美の共演も話題。

ストーリーは・・・
1995年10月東京地裁。
秋山丈博(田中哲司)、恵津子(森口瑤子)夫婦の間に生まれた
生後6カ月の恵理菜を誘拐、
4年間逃亡した野々宮希和子(永作博美)への論告求刑が告げられた後、
希和子は静かにこう述べた。
「四年間、子育ての喜びを味わわせてもらったことを感謝します」と……。
会社の上司で妻帯者の丈博を愛した希和子は
彼の子供を身ごもるが、産むことは叶えられなかった。
そんな時、丈博から恵津子との子供のこと知らされた希和子は、
夫婦の留守宅に忍び込み、赤ん坊を抱かかえて雨の中を飛び出す。
希和子は子供を薫と名づけ、
各地を転々としながら、流れ着いた小豆島でひと時の安らぎを得る・・

なんと言っても、井上真央が新たなる境地を切り開いたなぁと感心した。
子役の頃から活躍し、演技力には定評があるものの
今までは、とても素直な役か気の強い女の子といった役が多かったけれど
今回の誰にも心を開けなくなった押えた演技の要求される役も
しっかりと演じきっていた!

最近は重要な脇役の位置を固めることの多い
小池栄子も、少し変わったルポライターの安藤千草を熱演していた。

母親役には少し童顔過ぎる永作博美も
子育て出来る喜びが溢れ出るような表情などがとても印象的だった。

やはり2時間半にまとめなければならないので
かなり原作からは、はしょっている部分は沢山あるけれど、

原作の壮大なスケール感はそのままに
小豆島の素晴らしい自然の風景の映像に心癒される。

特に、昨年の夏に小豆島に旅行に行ったので
瀬戸内の静かな輝く海や、
のんびりとした島の雰囲気などを思い出した。

NHKで同じ原作をドラマ化して
檀れいと北乃きいが演じていた作品と見比べたくなった。



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