アートツアー締めくくりの美術館は・・・
JR丸亀駅降りて南側スグのところにある
「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」
国際的に活躍した画家・猪熊弦一郎本人が設立に全面協力したらしい!
Sさんが今回どうしても行きたいと言っていた美術館。
私は猪熊弦一郎なる人のことはほとんど知らなかったのですが・・
行ってみて、一目で気に入り、大好きになりましたっ。
天井が高く、広々とした開放的な空間を贅沢に使っている!
この素敵な建物を設計したのは、世界的建築家の谷口吉生。
様々な意欲的な企画展が高い評価を得ているらしいのですが
今日は、丁度「いのくまさん」展を行っているらしく
グッドタイミング!
1階にはロビー、受付、そして・・
猪熊弦一郎が、小学一年生の時に、近くの土器川でおぼれていた所を
助けてくれたおじさんにささげる「GETA」という
モニュメントがありました。
2階の展示室AとBでは、常設で猪熊弦一郎の絵画が
丁度良い間隔で飾られています。
とにかく、どの絵もまず色が素敵♪
とても鮮やかで綺麗で、心弾む色なのです。
そして、絵はのびのびとした迷いの無い線で描かれた
そう、ピカソに通じる感じがする印象が!
どれも可愛らしかったり、楽しそうだったり
とても穏やかな気持になれる絵の数々・・
画家にはつきものの、生みの苦しみなどちっとも感じさせないし
世の中に認められなかったり、差別に苦しんだりといった
生活の苦悩の片鱗も見てとれない・・・
なので、てっきり彼はおぼっちゃん育ちで
苦労しらずなのだとばかり思っていたら・・・
あとからプロフィールを読むと・・
父親は、学校の先生ということでそんなにお金持ちでは無さそうだし
母親を12歳の時に亡くしているらしい・・
その上、父親の仕事の影響で、毎年学校を転校しなければならないといった
子供にとっては大変な幼少期を過していたり・・
戦時中は、従軍画家として戦地へ行き、劣悪な環境と食事のため
腎臓を患ったりもしたらしい・・
それでも、あんなに心穏やかな作品を生み出すなんてっ
と更にびっくりっ。
3階にあがると、企画展「いのくまさん」の会場です。
この企画展の紹介文章がそのままぴったりなので・・
↓
絵本『いのくまさん』では、特徴的なモチーフ
「顔」「鳥」「猫」から「形」「色」といったテーマまで、
まさに猪熊絵画の全容が、
谷川俊太郎の単純明快な文章によって表されています。
本展では、絵本 『いのくまさん』の内容に沿って作品を展示、
谷川の言葉といっしょにそれぞれの絵を巡るうち、
全体が一つの猪熊ワールドとなって観る人を包み込みます。
縦4メートルの巨大な抽象画もメモ用紙に 描かれた猫の絵も、
あれこれいっぱい観た後は、
絵本の最後の言葉「いのくまさんは たのしいな」 で
心がいっぱいになることでしょう。
HPに書かれてある下記の言葉・・
「ミモカ(=丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)は都市にある教会のように、
いつも人々の憩いの場、ふれあいの場と なると同時に
精神的な安らぎを感じられる場であり続けたいと願っています。」
という言葉がぴったりな、なんとも安らげる空間になっていました。
ちょっと心配だったのは・・今日は土曜日なのに
観賞客が少なかったということ。
私的には、静かにゆっくりと観れたことは喜ばしいものの
こんなに素敵な空間で素敵な作品があるので・・
もっとみんなに観て欲しい気が・・
出来ることならば、近畿地方にも作って欲しいぐらい。
頻繁に行けるように~。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
香川県丸亀市浜町80-1
TEL0877-24-7755
FAX0877-24-7766
JR丸亀駅降りて南側スグのところにある
「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」
国際的に活躍した画家・猪熊弦一郎本人が設立に全面協力したらしい!
Sさんが今回どうしても行きたいと言っていた美術館。
私は猪熊弦一郎なる人のことはほとんど知らなかったのですが・・
行ってみて、一目で気に入り、大好きになりましたっ。
天井が高く、広々とした開放的な空間を贅沢に使っている!
この素敵な建物を設計したのは、世界的建築家の谷口吉生。
様々な意欲的な企画展が高い評価を得ているらしいのですが
今日は、丁度「いのくまさん」展を行っているらしく
グッドタイミング!
1階にはロビー、受付、そして・・
猪熊弦一郎が、小学一年生の時に、近くの土器川でおぼれていた所を
助けてくれたおじさんにささげる「GETA」という
モニュメントがありました。
2階の展示室AとBでは、常設で猪熊弦一郎の絵画が
丁度良い間隔で飾られています。
とにかく、どの絵もまず色が素敵♪
とても鮮やかで綺麗で、心弾む色なのです。
そして、絵はのびのびとした迷いの無い線で描かれた
そう、ピカソに通じる感じがする印象が!
どれも可愛らしかったり、楽しそうだったり
とても穏やかな気持になれる絵の数々・・
画家にはつきものの、生みの苦しみなどちっとも感じさせないし
世の中に認められなかったり、差別に苦しんだりといった
生活の苦悩の片鱗も見てとれない・・・
なので、てっきり彼はおぼっちゃん育ちで
苦労しらずなのだとばかり思っていたら・・・
あとからプロフィールを読むと・・
父親は、学校の先生ということでそんなにお金持ちでは無さそうだし
母親を12歳の時に亡くしているらしい・・
その上、父親の仕事の影響で、毎年学校を転校しなければならないといった
子供にとっては大変な幼少期を過していたり・・
戦時中は、従軍画家として戦地へ行き、劣悪な環境と食事のため
腎臓を患ったりもしたらしい・・
それでも、あんなに心穏やかな作品を生み出すなんてっ
と更にびっくりっ。
3階にあがると、企画展「いのくまさん」の会場です。
この企画展の紹介文章がそのままぴったりなので・・
↓
絵本『いのくまさん』では、特徴的なモチーフ
「顔」「鳥」「猫」から「形」「色」といったテーマまで、
まさに猪熊絵画の全容が、
谷川俊太郎の単純明快な文章によって表されています。
本展では、絵本 『いのくまさん』の内容に沿って作品を展示、
谷川の言葉といっしょにそれぞれの絵を巡るうち、
全体が一つの猪熊ワールドとなって観る人を包み込みます。
縦4メートルの巨大な抽象画もメモ用紙に 描かれた猫の絵も、
あれこれいっぱい観た後は、
絵本の最後の言葉「いのくまさんは たのしいな」 で
心がいっぱいになることでしょう。
HPに書かれてある下記の言葉・・
「ミモカ(=丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)は都市にある教会のように、
いつも人々の憩いの場、ふれあいの場と なると同時に
精神的な安らぎを感じられる場であり続けたいと願っています。」
という言葉がぴったりな、なんとも安らげる空間になっていました。
ちょっと心配だったのは・・今日は土曜日なのに
観賞客が少なかったということ。
私的には、静かにゆっくりと観れたことは喜ばしいものの
こんなに素敵な空間で素敵な作品があるので・・
もっとみんなに観て欲しい気が・・
出来ることならば、近畿地方にも作って欲しいぐらい。
頻繁に行けるように~。
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
香川県丸亀市浜町80-1
TEL0877-24-7755
FAX0877-24-7766