kyoの今日を楽しく☆

趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「マネーボール」

2011年11月01日 00時02分44秒 | 映画

今日も観たかった試写会に当たったので行って来た。

ブラッド・ピット主演の「マネーボール」

メジャーリーグの貧乏球団オークランド・アスレチックスを、
奇跡の常勝軍団に作り変えた同チームのゼネラルマネージャー、
ビリー・ビーン。
その半生を描いたマイケル・ルイスのノンフィクションの映画化作品。

ストーリーは・・・
メジャー経験のあるプロ野球選手から
球団のフロントに転身するという珍しいキャリアを持つ
ビリー・ビーン(ブラッド・ピット)。
風変わりで短気なその性格は、
若くしてアスレチックスのゼネラルマネージャーになってからも変わらなかった。
そんな変わりダネが経営するアスレチックスは弱かった。
しかも、貧乏球団のため、優秀で年俸の高い選手は雇えない。
チームは低迷し、ワールド・チャンピオンの夢はほど遠かった。
だが、野球経験はないものの、
データ分析が得意なピーター・ブランド(ジョナ・ヒル)という
球界の異分子と出会ったことで、風向きが変わり始める。
ビリーは後に“マネーボール理論”と呼ばれる
“低予算でいかに強いチームを作り上げるか”という独自の理論を実践。
だがそれは同時に、野球界の伝統を重んじる古株のスカウトマンだけでなく、
選手やアート・ハウ監督(フィリップ・シーモア・ホフマン)らの反発を生み、
チーム状況が悪化。
それでも強引に独自のマネジメントを進めてゆく。
その揺るぎない信念は、徐々にチームに勝利をもたらし、
誰も想像しなかった奇跡が・・・

私は野球も好きだし、実話ということで
話に引き込まれた。

奇跡・・も感じられるけれど、単純なハッピーエンドではないところが
また説得力があって良かったと思う。

日本のプロ野球でも、選手の年俸が上がって
野球経営も大変だと思うけれど
大リーグは、またそのケタ違い!!

日本でもどこかのチームが金にモノを言わせて・・・
を実践しているところもあるけれど・・・
大リーグも金持ち球団と貧乏球団の違いは、かなり大きいらしい。

ブラッド・ピットは、あの年齢を考えると若くて
まだまだかっこいいけれど、
もっと若い頃のびっくりするぐらい綺麗な顔の時よりは
渋みが出て来て、本人は色んな役が出来るようになって
喜んでいるのかもしれないなぁ~と思う。

彼は顔だけの役が嫌で、変わった役ばかりを選んでいた時期もあったような・・

そして、ピーター・ブランド役のジョナ・ヒルがとても良い味を出していた。
フィリップ・シーモア・ホフマンの普通の人役というのも
珍しいなぁ~と思った。

野球が全く分からない人にとっては
ルールについての細かい説明がある訳ではないので
もしかしたら分かりづらいのかもしれないけれど・・

新しいことを興す時は、必ず既得権益からの猛抵抗を受けるといった意味で
どんな世界にも当てはまる話として感じれるかもしれない。