最近ちょこちょこ試写会が当たるので嬉しい♪
今日は「天国からのエール」
沖縄で弁当屋を営む仲宗根陽さんが、
不治の病と闘いながら音楽スタジオ「あじさい音楽村」を作り、
夢を持つ高校生たちを応援していく実話の映画化。
主題歌を担当するのは、
「あじさい音楽村」出身のステレオポニー。
ストーリーは・・・
沖縄の田舎町・本部町で小さな弁当屋「あじさい弁当」を営む
大城陽(阿部寛)は、
弁当を買いに来る高校生たちが
放課後にバンドの練習をする場所がないことを知り、
弁当屋のガレージをスタジオにすることに。
陽には、音楽が好きな彼らを支えてやりたいと思うある理由があった。
借金までして手作りしたスタジオを無料で解放し、
ことあるごとに本気で自分たちを叱ってくれる陽を、
高校生たちはいつしか“ニイニイ”と呼んで慕うようになる。
彼らは音楽以上に生きていくうえで大切なことを陽から学びながら、
フェスティバルに向けて練習に熱中する。
だが、そんなある日、陽が病に倒れてしまう・・・
阿部ちゃんが主人公役を熱演していた!
支える奥さん役のミムラも最近演技が上手くなったなぁと思う。
桜庭ななみは、普通の高校生役を違和感なく演じていた。
他人の為に借金までして
無料の音楽スタジオ「あじさい音楽村」を作って
夢を持つ若者たちを応援、数々のアーティストをメジャーデビューさせた
仲宗根さんは、ガンのため2009年に42歳で亡くなったらしい。
小説のような出来事が現実には沢山起こっているのだなぁと。
彼はもしかしたら、他人の為というよりも
自分の人生の短さを本能的に感じ
(ストーリーが全て実話ならば・・)亡き親友の夢を叶えるということも
高校生達に託し、自分も一緒に夢を見ていたのではないかなぁと思う。
沖縄弁のおっとりしたしゃべり方が耳に残る
雰囲気の良い映画だった。