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趣味の陶芸・食べ歩き・映画鑑賞などを通じて毎日を楽しく充実して過ごせたらと思っています!

「ヒアアフター」

2011年02月26日 22時29分36秒 | 映画

クリント・イーストウッド監督作品ということで
観たかった映画「ヒアアフター」へ。

「硫黄島2部作」に続き、スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、
クリント・イーストウッド監督による作品らしい。

ストーリーは・・・
パリで活躍するジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、
<script type="text/javascript"></script> 恋人と一緒に休暇で訪れていた東南アジアで、津波に遭遇。
波に飲まれて生死の境を彷徨ったものの、
何とか一命を取り留める。
だが、帰国した後も、呼吸が停止した時に見た
不思議なビジョンを忘れることができず、
仕事が手につかなくなってしまう。
一方、サンフランシスコでは、かつて霊能者として活躍したものの、
死者との対話に疲れきったジョージ(マット・デイモン)が、
過去を隠して工場で働いていた。
彼は、人生を変えようと通い始めた料理教室で知り合った
メラニー(ブライス・ダラス・ハワード)に好意を寄せるようになるのだが・・
そして、ロンドン。
母親と双子の兄と一緒に暮らすマーカス(ジョージ・マクラレン/フランキー・マクラレン)は、突然の交通事故で兄を亡くす。
母と別れ、里親に預けられたマーカスは、
もう一度兄と話したいと霊能者を訪ね歩くものの、
本物の霊能力者には出会えない。
この3人がロンドンで出会うことになる・・・

映画冒頭は大津波のシーンから始まる。
これは何年か前に起こったインドネシアの大津波を
想像させられるほど、かなりの迫力!

でも、イーストウッド監督っぽくないなぁ?と
思っていたけれど、
やはりそこからの展開は抑えた丁寧な展開だった。

人間一度は皆考えるであろう
「死んだらどうなるのか?」ということ。

私も中学生ぐらいから疑問に思っていた。
死んだら体は確かに無くなるだろう。
でも、今私が頭の中で色々考えていることは
どうなるのか?

私なりの結論としては、死=無なんだろうと思う。
だからこそ生を楽しまないと!と思うようにしている。

登場人物それぞれの
表面だけでなく、心の奥底の感情を描き出すのが上手な
イーストウッド監督が、
臨死体験や死者との対話などという非日常的な
題材を扱うのは、すごく意外な感じがしたのだけど、

死にこだわるのではなく、「生きていることを大切に」という
やはり生きている人間に向けてのメッセージだったということで
納得が出来た。