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「インビクタス~負けざる者たち~」

2010年01月19日 23時28分05秒 | 映画
今日は、「インビクタス~負けざる者たち~」試写会へ。

クリント・イーストウッド監督作品ということで
見逃せない!
(今回は監督業に専念しているみたいだけど)

そしてこの作品は・・
反アパルトヘイト運動に尽力し、
南アフリカ共和国大統領となったネルソン・マンデラの
あまり知られていない実話だそうだ。
(原作は、ジョン・カーリン原作のノンフィクション小説)

ストーリーは・・・
1994年、マンデラ(モーガン・フリーマン)は
ついに南アフリカ共和国初の黒人大統領となる。
いまだにアパルトヘイトによる人種差別や
経済格差の残る国をまとめるため、
彼はラグビーチームの再建を図る。
1995年に自国で開催するラグビー・ワールド・カップに向け、
マンデラとチームキャプテンのピナール(マット・デイモン)は、
一致団結して前進する・・

ネルソン・マンデラ本人が
モーガン・フリーマンに演じてもらいたいと熱望して
実現したこの役は確かにぴったりだった。

南アフリカ初の黒人大統領が誕生したニュースは
私にも記憶があって、
すごい人なんだろうなぁ~という印象は持っていたけれど・・

反アパルトヘイト運動をしたということで
27年も投獄され、それでも腐らずあきらめず
釈放された後には、大統領になり・・・

まずは「赦す」ことから始めたという人格者

やはり指導者というのはこういう人であるべきなのだろう。

ピナール役のマット・デイモンも
こういう役が似合うと思った。

そして、クリント・イーストウッド監督は
今まで戦争もの、人種差別を扱ったもの、
ボクシングを通して心を通わすもの、
などなど色んな作品を撮ってきたけれど、

今までのものは、一人の人が周りの人間と
心を通わすようになることを扱ったものが多かったイメージだけど

今回のように、スポーツが国民全体の意識を変えたという
こういう壮大なテーマの作品も撮れるんだと感心した。

現在80歳という年齢だそうだけれど
まだまだ彼の創作意欲が衰えないことを祈りたい。

次回作品も是非観て見たい!!