BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

子熊のミーシャ

2006年08月18日 | 父の彫刻
子供のころ、父が木彫りの子熊を作ってくれました。
「ミーシャ」と名付けられたその子熊は私が高校を卒業するまで机の上から私を見守り、大学時代は大阪のワンルームでともに過ごし、就職して宮崎に戻ってからはベッドサイドに座っています。
弟もミーシャをほしがって、父におねだりし、手のしぐさが違うミーシャを手に入れました。弟のミーシャは今、実家の応接間に飾られています。
幼いころから人形やぬいぐるみにほとんど興味を示さなかった私が、ずっと大切にしているミーシャ。いつ見てもかわいく、心がなごみます。

父は若いころから趣味で木彫りをしています。動物だけでなく、レリーフや仏像彫刻まで、なかなかの腕前今は年に3,4体のペースで仏像やオブジェを製作しています。ひいき目かもしれませんが、趣味の域を超えているかも。遠方から見学に来られる方もいるんですよ。私の友人(密教好きおまさ)も見学に来て、「博物館みたい~」と言っていました。このブログでもときどき、父の作品を紹介しようと思っています。仏像マニア必見です

台風続報

2006年08月17日 | Weblog
風雨がかなり激しくなってきました!
予報では、宮崎を横断したあと九州を北上するとか。
さっき、雨戸を出しました。一応、懐中電灯もそばにセット。
念のため、お風呂に水をため(うちは停電すると水が出ない)、ご飯を6合もたき、パンやお茶などを食卓に集めました。
宮崎は台風銀座。県民はよそと比べると、台風の備えに慣れていると思います。でも油断は禁物
今年、宮崎を直撃する台風は、この10号が初めてです。明日は日南の取材だったのに延期になってしまいました。

台風がやってくる

2006年08月16日 | Weblog
台風10号WUKONG(ウーコン)が迫っています。宮崎は夕方から弱い雨が降ったりやんだり。

台風…不謹慎ですがうきうきします。子供のころの「明日学校が休みになるかも!」といううきうき感を思い出すのでしょうか。大雨と強風の中、庭に出てびしょぬれになりながら木製の雨戸を出す(古~い家なので)ことすら楽しかったなあ。

もちろん、困ることもたくさんあります。まず、停電になると我が家は水が出なくなります。地下水を電気でくみ上げているからです。家の入り口に大木が倒れてきて外出不可能になったこともあります。菜園のぶどうや野菜が全滅したりもします。

昨年は台風の被害が大きく、私の住む地域でも家が水につかってしまい、道路も冠水、一帯はまるで沼のようでした。自宅は高台にあるので浸水の心配はありませんが。今回の台風の予想進路を見ると、かなり悪いコースに思えます。どうか何事もなく過ぎ去ってくれますように

お犬さま大騒動

2006年08月14日 | Weblog
ちょうど1週間ほど前から、我が家に見慣れない子犬たちと母犬がやってくるようになりました。どうやら隣の空き家で生まれたようです。観察していると、うちのわんちゃんのミルクやえさをなめています。かなりおなかがすいているようでした。なのに、母犬は乳をあげないので子犬はやせる一方母犬は首輪をしていますが捨てられたようだし、子犬たちは人を怖がって逃げてしまいます。

そんな中、1匹だけ寄って来る子犬が。とりあえず「マル」=写真=と名付けてシャンプーをし、ミルクをやるととたんに懐いて後をついてくるようになりました。2,3日もするとすっかり元気を取り戻し、やんちゃに庭を駆け回り、うちのわんちゃんにちょっかいを出すなどカワイイ姿でうちの家族を癒してくれました。

残りの子犬はシロ、クロ、茶、ブチなど総勢6匹。弱ってしまってミルクも飲めない子もいます。
母犬は始終周辺をうろつき、近所に住む小学生にほえかかり、夜中には遠吠えをし、うちのわんちゃんともけんかをする…困ったものでした。私も数日不眠だったし、うちのわんちゃんもストレスがたまっている様子、ご近所にも迷惑を掛けていたと思います。

というわけで、今日は保健所のスタッフに来ていただいて、保護してもらいました。危険な雰囲気を察知したのでしょう、母犬は大騒ぎでした。かわいそうだけど、このままうちにいても餓死してしまう…
どうか優しい人にもらわれて、かわいがってもらえますように。マル、元気に大きくなってね

ペットを飼う人はどんな理由があっても捨てたりしてはいけません。こんなかわいい子犬たちを不幸にするなんて許せないことです。手のひらに乗るくらいちっちゃくても、がんばって生きています。喜んだり、悲しんだりします。精一杯かわいがって最期まで仲良く暮らさなくちゃいけない―強くそう思いました。

夏はイベントめじろおし!

2006年08月13日 | Weblog
せっかくのあつ~い夏!家でだらけてないで、外に出ようではありませんか というわけで、友達が主催するイベントの告知です。

「ゆかたdeパーティー」
と き 8月20日(日)19:30~21:00
ところ ホテル神田橋
参加料 前売3,500円 当日4,000円(飲食代)
「宮崎夏の夜祭り」で打ち上げられる花火も堪能できます。
ゲームやファッションチェック、抽選会など盛りだくさんの内容。
ぜひ、ゆかたや夏着物を着て参加してくださいね。
問い合わせは当ブログコメント欄にご記入ください。

「ディジュリドゥ ライブ」
と き 8月26日(土)20:00~
ところ アフロビート(串間市市来 448号線沿い)
内 容 演奏者 トシ小島
    アボリジニの民族楽器ディジュリドゥ。
    大地を這うような深く、低い響きが魅力です。
詳細はブックマーク「アフロビート」をチェック! 

暑い、熱い京都~御池・三条

2006年08月12日 | 
旅もいよいよ最終日。
楽しく過ごさせていただいた、おまさのご家族にお別れを言いつつ京都へ。

テーマは「和の買い物」!
まずは「永楽屋 細辻伊兵衛商店」でヒートアップ!!ここは江戸初期から町家手ぬぐいを扱っている老舗。何と言っても、レトロで斬新なデザインがたまりません手ぬぐいのほかにも、ガーゼマフラー、がま口、バッグなどがあります。私は豆絞り柄のタックバッグや大正ロマン柄のトートバッグを愛用中。一番人気の柄の「舞妓」シリーズ。写真のハンカチは舞妓がスキーをしている柄で(!)「よーすべりますなぁ」という名が付けられています。ほかにも、舞妓がカヌーを漕ぐ「おきばりやす!おきばりやす!」やトラックでクラウチングスタートをしている「よーい、どん!」、ゴルフ、サッカー、卓球なんて柄もあって楽しめます。
近くには同商店の若いライン「RAAK」もあります。和だけでなく洋のモチーフもたくさん。こちらも、キャスケットなどいろいろな加工商品があります。
場所は地下鉄「御池」駅近くです。HPものぞいてみて!

続いて「新風館」。元は大正時代に立てられた京都中央電話局舎というショッピングモールです。レトロ感いっぱい。ここでランチをかねてしばし休憩。

午後は三条通。この日も強い日差しに負けじと大荷物を片手に、進め、進めー
この通りはレトロビルや老舗が並んでいて、見るだけでも楽しい。アンティーク着物ショップやアンティークボタンショップなどに押しかけました。時間があっという間に過ぎ去って、旅も終わり。

やっぱり、2,3日じゃ足りないなー。見所がありすぎる
寺マニアとしては観光もたくさんしたいし。せっかくだからおいしいものも食べたいし。着物だけじゃなく、(宮崎にない)洋服や靴のショップものぞきたいし。
いつ来ても「また近いうちに来なくっちゃ」と思います。

もちろん、滋賀にもまた行きたい!次は彦根城制覇(天守閣しか見てないから)と近江八幡観光かしら。おまさのご家族のみなさん、騒がしいけどまたお邪魔させてくださいね

城下町を散策~彦根編~

2006年08月11日 | 
海みたいな琵琶湖はレジャーシーズン真っ最中。
湖岸でバーベキューをする家族アリ、水上スキーやウインドサーフィンに熱中する若者アリ。景色がよくてドライブも楽しい!

長浜から車で40分もすると、彦根に到着。城の入り口につながる通りは景観が統一されていて、どの店も古い町家ふう。銀行の看板はなんと、「両替商」になっている!!

まずは腹ごしらえ!(さっきランチしたのに)
「たねや」という老舗の和菓子屋さんに入りました。ここは洋菓子部門の「CLUB HARIE」が有名。中でもバウムクーヘンは絶品ですテレビの「食わず嫌い」で氣志團がおみやげにもってきて、タカさんが絶賛したそうです。最低でも2ヶ月は待たないと通販は無理というほど大人気のお菓子です。私は店頭で3箱買いましたついでにジェラートも食べました。うひ。

そしていざ、彦根城へ。
宮崎には大きな城がありませんが、お城大好きな私。「討ち入りじゃー!おー!」と声をあげ、お城までの登り坂を進みます。
何度も言うけど、気温37度天守閣の入り口に付いたころはもう、へろへろでした。なかは、さすが国宝、びっくりするほど大きな木材が床板や梁に使われています。天守閣までは3回、階段を登るのですが、ありえない急勾配。手すりにつかまってよじ登らないと落ちてしまいます。無論、降りるのも怖い…きっと、階段からうっかり転落して憤死したお侍もいたことでしょう…

城を出るころには「返り討ちに合ったようだね…」「討ち取られてもうた気分やね」と疲れて声も小さくなったふたり。最初の意気込みはどこへやら 友人の家に戻って、「溶けてゆきそうや~」とへたりこんだのでした。

城下町を散策~長浜編~

2006年08月10日 | 
滋賀県長浜市。
そう、NHK大河ドラマ「功名が辻」にしばしば登場する、長浜城がある町です。
長浜城は豊臣秀吉が築城、第3代城主は山内一豊です。
町はまさに「一豊・千代ブーム」!観光客が押し寄せています。
(そして「一豊・千代携帯ストラップ」に手を伸ばしている…

旅の2日目に歩いたのはそんな長浜市にある「黒壁」と呼ばれる一帯。ガラス館を中心に信楽焼の店やみやげ物屋、町家ふうの飲食店が並んでいます。それになぜか等身大ケンシロウも出迎えてくれます。
目的はアンティーク着物探し。昭和初期の銘仙など着物・羽織・帯が1000~3000円という激安価格で置いているお店があるのです。

宮崎で探すと大島紬などが多く、銘仙はあっても色が暗めのものばかり。関西はさすがに、華やかな色のものが目立ちます。
キャーキャー言いながら、試着すること約10枚。アンティークだからもちろん、多少のしみやキズもあり、また身丈や裄丈が短いのがほとんど。悩んだ挙句、赤茶の渋い銘仙を3000円で購入しました!秋に活躍しそうな1枚。年取ってからも、長く着られそうです

ランチは町家を改装したイタリアンレストランで。おしゃれな和風の空間で食べるパスタと米粉のパンはとっても美味でした。

この日の気温はぐんぐん上がって37度

近くの駐車場に止めていた車は熱気で乗れやしない…焼けたハンドルやシートベルトの金具でやけどしそうになりながら、次の目的地・彦根に向かうべく車を走らせたのでした。(つづく)


戦国ブームの近江を訪ねて

2006年08月09日 | 
友人のお里帰りに便乗して滋賀・京都2泊3日の旅がスタート。

まずは京都駅から琵琶湖線に乗車。山科、大津と市街地を過ぎると、広い田園地帯が広がっていました。かんかん照りの日差しを受けて、田んぼの濃い緑色が目にまぶしく、本当にのどか。
このラインは戦国ファンが夢中になりそうなくらい戦国時代の名所・旧跡が並んでいます。明智光秀が建てた城跡や打ち果てた山、豊臣秀次が造った町・近江八幡、豊臣秀吉が建立した寺や城などなど…。

この日のメインイベントは長浜市の「北びわ湖大花火大会」
毎年8月5日に琵琶湖畔で開催されていて1万発の花火が夜空を彩ります。

私たちは開催1時間半前になんとか場所をとって座り込み、日が暮れるのを待ちました。15万人もの人出で浴衣姿のカップルやグループ、家族連れでぎゅうぎゅう詰めびっくりしたのは、場所取りの様子。何日も前からベストポジションにビニールシートをガムテープで貼り付け、さらにシートに「モリ」だの「ヒデ」だのテープで大きく記名するというのです。名前が一面に広がった光景は、ちょっと笑えて、かなり衝撃でした!

花火はスターマインを中心に色とりどり、華やかなものが多く、「おぉー」「わぁ」という歓声とともに拍手が巻き起こります。まさに自分の真上に上がる花火は、頭上に落ちるように迫ってくるし、打ち上げの音は耳をつんざくほどで心臓に響く…ドキドキでした。

帰りの電車の混雑も半端じゃなかったまるで、満州からの引き揚げ船みたいで、ホームに人が殺到、駅員の制止もきかず走りこみ、これまたぎゅうぎゅう詰め

それにしても、あんなに盛大な花火大会に行ったのは初めてでした。



Live! On The Rocks!

2006年08月08日 | My Favorite
EGO WRAPPIN' の宮崎初ライブがありました。
もう、すごい!かっこいい!
小さな体に似つかわしくない声量、太い声。ノリノリですごくかわいいボーカルのよっちゃん。
ギター、ベース、ドラムス、トランペット、ピアノ、サキソフォン(クラリネット、フルートも)の迫力ある生演奏!
ライブが終わってもう2時間もたつのに、耳がまだキーンとしています。

お客さんは20~30代がメイン。40、50代もたくさん来ていました。それに、ストリート系の服装が多い宮崎にしては、おしゃれさんが多くて、特にパナマ帽やキャスケットをかぶった男性が目立ちました。

割合早い時間に会場に入った私とおまさ。
ステージのすぐ前に行けるくらいだったけれど、実は曲をよく知っているわけじゃないし…と躊躇して、ちょうど真ん中辺りの一段高くなっているところに陣取りました。この選択は、大正解!前列の人たちは熱狂的ファンがたくさんいて、手を上げ飛び跳ね、もうノリまくり。後半は会場全体がかなり盛り上がりました。

これからしばらく、BGMはEGO WRAPPIN'になりそうです。

明日からは、滋賀・京都の旅報告を数回にわたってお届けします。