BUONA GIORNATA!

取材や旅、見仏、ヨーガ、読書の日々をつづります

戦国ブームの近江を訪ねて

2006年08月09日 | 
友人のお里帰りに便乗して滋賀・京都2泊3日の旅がスタート。

まずは京都駅から琵琶湖線に乗車。山科、大津と市街地を過ぎると、広い田園地帯が広がっていました。かんかん照りの日差しを受けて、田んぼの濃い緑色が目にまぶしく、本当にのどか。
このラインは戦国ファンが夢中になりそうなくらい戦国時代の名所・旧跡が並んでいます。明智光秀が建てた城跡や打ち果てた山、豊臣秀次が造った町・近江八幡、豊臣秀吉が建立した寺や城などなど…。

この日のメインイベントは長浜市の「北びわ湖大花火大会」
毎年8月5日に琵琶湖畔で開催されていて1万発の花火が夜空を彩ります。

私たちは開催1時間半前になんとか場所をとって座り込み、日が暮れるのを待ちました。15万人もの人出で浴衣姿のカップルやグループ、家族連れでぎゅうぎゅう詰めびっくりしたのは、場所取りの様子。何日も前からベストポジションにビニールシートをガムテープで貼り付け、さらにシートに「モリ」だの「ヒデ」だのテープで大きく記名するというのです。名前が一面に広がった光景は、ちょっと笑えて、かなり衝撃でした!

花火はスターマインを中心に色とりどり、華やかなものが多く、「おぉー」「わぁ」という歓声とともに拍手が巻き起こります。まさに自分の真上に上がる花火は、頭上に落ちるように迫ってくるし、打ち上げの音は耳をつんざくほどで心臓に響く…ドキドキでした。

帰りの電車の混雑も半端じゃなかったまるで、満州からの引き揚げ船みたいで、ホームに人が殺到、駅員の制止もきかず走りこみ、これまたぎゅうぎゅう詰め

それにしても、あんなに盛大な花火大会に行ったのは初めてでした。