海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

3.11想うこと

2012年03月11日 05時55分52秒 | 日々のこと
浦島太郎の話が、津波の恐ろしさを現した話だと以前話をしたことがあるが、浦島太郎の話も伝わる過程で次第に、薄れてきてしまう。

今回の東日本大震災も恐ろしさを語り継ごうととしても時代とともに人々は、忘れていくだろう。

そうであっては、ならないとしても、記憶や体験が時間が次第に薄めていく。

私は、津波の恐ろしさを伝えるよりも、津波に遭いそこから立ち上がっていく力強さを後世の人には残してあげたい。

遠く離れた宮崎であったら、支援の様子よりも、どうのようにして支援したのか、どのようにすれば、被災地と距離感が縮まる支援が出来るのか。

どのような支援が良いかは、誰にもすぐにはわからないだろうが、小さくても持続的な、そして、被災地に負担をかけないようにしなければならない。

支援の過程を記して行きたい。

月刊杉77号発刊

ベストアンサーに選ばれました。

2012年03月10日 22時37分01秒 | 木材
ウッドデッキセットを購入。基礎の仕方について教えていただきたいです。


海杉のアンサー 一部

一番オーソドックスな方法は、束立てです。しかし、束を建てる位置と数を決めなければなりません。ちょっと難しいですが、デッキセットの大きさで決めます。450ピッチ、600ピッチだと思います。束を建てるところは、束石を置かなければなりません。、その位置を10cm位掘ります。大きさは、束石が入る程度ですから、20cm角位でしょうか?そこに砕石を入れます。なるべく、水平には気をつけてください。水平器や水糸を使うと便利です。砕石は、沈まないようによく締め固めてください。
砕石の上にコンクリートの束を置きます。この時も束の上が水平になるように水平器を使います。束石が設置出来たら、束を建てます。高さに注意しながら、束を建て、束が転ばないように大引きと呼ばれる水平材を束同士に取り付けます。大引きの上に根太を置くか、大引きの上に直接置くかは、ウッドデッキの大きさで決まります。デッキの厚さが30cmあるなら、根太材は、不要かと思います。

基礎を作りの基本は、水平をきちんと出すことができるかです。楽しんで作ってください。


金曜日は、満月の日?!

2012年03月09日 20時18分31秒 | 地元のこと


金曜日の午後7時半頃になると「チャルメラ」の音が・・・。

地元【満月】ラーメンの屋台がやってくる。

私や妻は全く知らなかったのだが、子どもたちは、金曜日の7時半ごろにラーメン屋台が我が家を通ることを知っていたのだ。

先日、満月で家族揃ってラーメンを食べている時に子どもたちが言い出した。

ご主人に確認すると確かに毎週、金曜日に我が家の前を通っているそうだ。「子どもの方が、把握しているらしい」

満月の若主人は、満月に勤める前からの知り合いである。

スギダラとも縁が深い満月は、いつも、最後の締めの場所でもある。

この屋台のラーメンは、お店で食べるより、安いのだ・・・。

仮設住宅再考

2012年03月08日 08時05分47秒 | 建築関連
さて、仮設住宅を自治体でストックすると言う案は、多くの人に受け入れられると考えるが、問題も多い。

まず、どんな仮設住宅を作るか?

これは、一番に木造であることをあげたい。

着工して20日以内に完成するもので、東北でも、九州でも対応できるもの。

全国どこでも通用する建物でなければならない。

今回の震災で多くの仮設木造住宅ができた。いろいろな考えがあるが、様々な条件を付け、統一規格できるものを作らなければ、意味がない。

本当にここのところが、エゴが入ると無駄に終わってしまう。

ストックヤードの問題はあるが、私は、廃校のなった体育館を取り壊さずに倉庫として改造することを勧める。

地方には、合併で廃校になった小中学校があると思う。体育館を取り壊すことも考えられるが、災害時のストックヤードとして再利用できないだろうか?

次にどんな予算でつくるのか。肝心な予算だ。

宮崎の場合は、環境森林税がある。木造の仮設住宅を作るのだから、森林整備にも役に立つ、そこで、環境森林税の一部をこれに当てることを考えてみたらどうだろう。

通常予算は、一度限りだが、今回の災害に備えてでは、循環型にしなければならない。常にストックがあり、そのストックが、常時使用出来るようにしなければならないのだ。

私の考えでは、海外への支援物資になると考える。5年間ストックして5年目に海外の難民キャンプなどに施設として設営すると言う考えだ。もちろん、新品であるから、政府が援助物資のモノとして予算を付け買い上げる。

必要とされる途上国に設営できれば、良いのではないだろうか?

私が、アフリカにいたときに木造のローコスト住宅を提案した。そのために、アフリカからスタッフを宮崎に派遣し、木造住宅を学んでもらった。当時、県の方からは、アフリカの人員を研修させるのに相当の費用がかかったらしく、アジアなら4人研修できたと皮肉を言われたが・・・。

海外の研修制度も利用して海外援助を考えるもの一考だろう。

宮崎県の仮設住宅考え方

2012年03月07日 07時40分55秒 | 建築関連
宮崎県も災害等に備えて、仮設住宅の整備を考えなければならない。

今回の東日本大震災では、いち早く、対応したのは、阪神淡路大震災で教訓を得ていた仮設プレファブメーカーだった。

木造の方がと言う意見も多かったが、対応となるとどうしてもメーカーを頼らなければならない現実があった。

それでも、合板、杭などストックできていないものは、在庫を捜すのに大変だったようで、不足したものは、海外からも輸入されたと聞く。

私自身が考える仮設住宅の考えだが、やはり、ストックは大変だが、木材でのストックが一番賢明かと考える。

ひとつの案であるが、

宮崎県と防災協定を結んだ別の県(同じ県では、負担が大きくなるので)とどこか遠い県と近い県と「救済仮設住宅協定」を結び、
自県と協定県のために仮設住宅をストック(宮崎の場合、環境森林税の10%)する。
それぞれ、同じ形式の仮設住宅を同じ量ストックして災害等に備える。
隔年ごとに、合同で仮設住宅を建設し解体する訓練を担当県で行う。協定県は、人員を参加させる。
使用した場合の耐用年数を5年から10年に定め、仮設から定住型に移行できるような設計をするとともに、仮設住宅における条例を整備する。

この仮設住宅協定あ、それぞれの件が、網のように結んでそれぞれが、負担のないような形で行うことが賢明だ。近い県と遠い県というようにいざという時に対応が、遠隔地の方が、冷静にできるかもしれない。

東北では、様々な形式の木造仮設住宅ができているが、検証をして宮崎県型の木造仮設住宅をストックすると良い。

インターネットの時代

2012年03月05日 09時32分03秒 | ビジネス


改装工事をした。工事期間が短いのだが、お客さまの要望もまちまちで、それに合わせると予算や時間が極端に無くなってします。

写真は、オークションで落札したシンクだが、新品を製作させると20万以上になった。

若干大きさは、小さくなるが、既成品をネットで調べるとやはり、10万円以上だった。

中古でも8万円・・・。

予算は、45000円なのだ。

合わない。時間がない。と焦っていたが、こればかりはどうしようもない。

1週間ほどネットで捜していると40000円代がでてきた。取り付け代やもろもろをを考えると何とかなる。

写真のシンクがそうだ。

なんとか、落札して工期には間に合った。「ほっ」

でも気お付けなければならないのが、送料だ。