海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

建築保存のありかた2

2011年08月11日 06時11分02秒 | 建築関連
建築保存は、99%が、負け戦だということを知らなければならない。

建築物は、所有者がいて、所有者の意思が一番だからだ。

解体の決まった建築物を「残せ」「残せ」と声を上げるの簡単だが、建築物の価値のを決めることから、保存方法など素人では難しい状況がたくさんある。

行政の支援をすぐに考え付くが、行政には、価値を判断する能力はない。残す方法も知らないのが現状だ。

私のやり方は、壊すと決まっているものをひっくり返すのではなく、まだ、使用している段階でメンテナンスを確立して、より快適に建物が使用できるようにする方法だ。この方法が一番だと思っている。

まだ十分に機能できる建物にすることによって建物の価値を引き上げることが、建築保存の一番重要な仕事なのだ。

解体の決まった建物をどう、保存するか?
それはまた別の機会に…。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 建築保存のあり方 | トップ | 建築保存のあり方3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿