海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

古材倉庫 井上社長来延

2009年08月15日 03時29分19秒 | 古材
古材倉庫の井上社長が来延。

この方は、いつも良い刺激を持ってきてくれる方だ。お盆なのに大分長崎と回られたみたいだ。宮崎では、建築家小澤氏と顔合わせ、そして、弊社の延岡の住宅を見学してもらった。

延岡に来てもらったのだから、やはり、チキン南蛮だろう!!「味のおぐら」で昼食を。

話は多岐にわたったが、肝心な話が2、3。そのひとつに物流、古材倉庫も没流で頭を抱えている。自社の車を2台使ってぐるぐる回す方が、効率的だそうだ。どこかに物流センターを作ったら、もしくは、古材市場を開催する。刺激のある人と話をしていると自分でも今まで思わなかったことが、次々と口からです。不思議なことだが、いつもそうだ。

実は、杉でも頭を抱えている問題がある。良いデザイン、素晴らしいアイデアで杉の商品を作っても、売る人と買う人がいなければ、消えてしまう。


マーケットの原理は簡単だ。欲しい人がいて欲しい商品が市場に並んでいると物は売れる。

マーケッティング・ミックスと呼ばれる基本的な活動の中に商品開発、販売促進、価格設定、流通販路がある。私も含めて多くの人間が、この商品開発に時間をかける、地産地消の考えならば、問題は少ないが、全国展開となるとかなり難しい問題が木材にはある。原木でも製材品でも同じだ。

机上では理解していてもこと現実化すると頭の痛い問題だ。

良いデザインや素晴らしいアイデアの商品ならば売れるのだろうが、売るところがなければ、欲しい人に売る手段を持たないと市場から退場を言い渡される。

関東から船で日本を一周して主要な港で商品をピックアップして関東にもどり、売りさばくというのは、どうだろう。毎月1度の市を開催できる。売れれば、その船が、買主の近くの港で購入したモノを荷卸して、そこから陸路。商品が、不足の場合は、日本を回ってる船に載せて・・・。

2mなら宅急便で良い。3、4mも何とかトラック便がある。でも、6m8mとなるとどうしても、船便しか思いつかない!

毎日、そんな船が何隻も日本中をぐるぐる回っていたら、どんなに便利だろう。

そうか!逆周りの船も作れば、船員は、その区間だけで済むんだ。まあ、そんな単純なことではないが、海道をベルトコンベアのようにすると木材の物流問題は一気に解決するだろうなあ。

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