海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

住宅は住むための器械である

2008年11月23日 07時36分42秒 | 建築関連
器の問題が話題になっている。

スーパーに行くとカップめんのところに張り紙が…。

「強い芳香剤の臭いが、まれに着く事があります。芳香剤から離して保管してください」

新聞を読むと

「ペットボトルの異臭は、保管した倉庫のカビの臭いが移った」

それは、完全に器の問題で臭いの強い弱いの問題ではないはず。

誰の責任だろうか?その素材を選定した責任者だろうが、ボトルやパッケージをデザインした人の責任もあるのではないだろうか?使われる素材を吟味できないデザイナーが増えている。すぐに新素材に飛びつく。

「住宅は住むための器械である」と言ったル・コルビジェは、建築住宅を器に例えた本質を見抜いた言葉だ。

建築家だけに当てはまる言葉ではなく、生活デザインをする全ての人に問いたい。形ではなく、本質を貫くデザインをして欲しい。

デザインが本質を要求される時代がもうそこまでやってきている。



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