海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

東大 シンポジューム

2008年03月30日 19時08分23秒 | 木材
東大で開催されたシンポジウムの一こま

シンポの内容は、「国産材を使うには」と言うことでした。

一番大切なことは、杉と言う素材をもっと理解してもらうこと。

では、誰に?

ここが肝心です。

山主

伐採業者

製材所・材木店

建築主・消費者

工務店・建設会社

大工・職人

設計事務所・建築家


シンポジウムでは、当然出ませんでしたが、海杉は、林業者と製材業者、木材屋だと思います。(笑い)


近頃の消費者は、下手な木材屋よりも知っています。木材を扱う業者の方が知らないのです。

はっきり言いますが、どんな小手先の手を使っても国産材は売れません。

例をあげますと「合法木材」。国内の木材は合法木材出なければならないとしました。コレは、違法な輸入木材を国内で流通できないようにするためのものです。しかし、国産材も適応されます。当然です。

しかし、国内の木材関係者には、あまりこのことには、無頓着です。


まだ例はあります。エコマークです。

偽装問題でエコマークの信頼は、無くなっていますが、木材でエコマークを取得しているところが何社あるでしょうか??

合成木材や混合木材の方が、エコを強調したいためにエコマークを取得しています。

これら認証されたものと木材を何も知らない消費者が比べたらどうなるでしょう。

何とかしなければならないと考えているのでしょうが、木材は、いつの間にか使われなくなるのです。

もっと真剣な取り組みが必要です。

今のところ、売れているからあまり、真剣ではないのでしょう。

ゆでカエルの話と同じですね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高千穂鉄道の杉トロッコ | トップ | 海杉のビジネス講座(なんち... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿