海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

林・木材業界の問題

2005年11月09日 06時17分49秒 | 森林
林業者と話をして入ると下がる材の価格のことしかはなさない。それでいて補助金で製材所を山に作りだがる??製材業者に話すと安定した量が出ないことを嘆き、補助金が山ばかりにはいることを不満がっている。

外国産材が価格が安いというけど、公共事業で使われる木材は、イペやボンゴシなど価格が非常に高いものを平気で使っている??

「国産材を使え!!」とこのときばかりは共同戦線で林・木材業者は、声高らかに圧力を行政にかける??

行政は、風倒木を切り出す補助金は出すけど価格が下がるのは、市場原理??と言って傍観するだけ・・・。

いろいろな人の話を聞いていて、どこの業界の人も自分たちが悪い自分たちのせいでこうなったと話していないところに現在の状態があるのだと近頃気づいた。

そこで、この業界の人たちには、エンドユーザーをみるように話をしている。しかし、エンドユーザーを工務店や大工さんと言っているようでは先が思いやられる。一般の消費者に現状の情報が正しく届いていないし、一般の消費者の喜ぶことをまったく行っていない。驚くべき業界だ。

確かに木材バブルが存在したし、その後遺症がまだ後を引いているのも仕方がないことかもしれない。

でも、もし、国民からその補助金(林業行政に)は無駄だと指摘され始めたらたちまち、にっちもさっちもいかなくなる業界であることは肝に銘じて置くことでしょう。

一般の消費者に大量に国産材が受け入れられるためには、製品品質の向上と安定供給、外国産材に負けない性能を高める技術の導入やデザイン力を上げたり、誰でもが気軽に買える流通体系の改革など取り組むべき課題は、まだまだあるのです。
一般の消費者の喜ぶことをするためには何があるのか議論しあう土壌がこの業界にほしいと切に願っています。
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