海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

油津 漁港 施設

2010年03月20日 11時42分12秒 | 古材


今回、油津の砕氷所は、どうも昭和31年竣工のようだ。棟札に記載されている。

長年、この砕氷所に勤めていた方にヒアリング調査をおこなった。

建築といってもこの手の作業は、実に文系で人と人とのコミニュケーションで成り立つ。

昭和24年に4件近い住宅を焼く火災が発生したらしい。その火災の痕が残っている。

砕氷機がカツオやマグロに沸いた当時の面影を残している。
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2 コメント

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砕氷機関連の年代 (yamatosh)
2010-03-29 17:18:50
砕氷機のベルコンのモートルについているバッテリーの年代を確認したら、昭和25年という年号が出てきました。日本蓄電器製造製です。ベルコンのモートルそのものの年代はまだ確定していません。

もう一つのモートルは日立製です。

あと砕氷機そのものは年代不明ですが、もしかしたらもっと古いのかなあ、という気もしますが、わかりませんねえ。

ただ、砕氷機への動力伝動方式がチェーンとかを使わない独特なものなので、詳しく調べてみたいです。
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年代 (海杉)
2010-03-30 05:56:34
yamatosh様

年代が特定できそうですね。

この砕氷機は、「目詰め氷」と呼ばれる小さな氷だそうです。

トロ箱にカツオやマグロを入れて溶けにくいように大きな氷を入れて出荷するそうですが、大きな氷は、尖っていて魚を傷めるため氷の間に小さな氷を入れ、大変重宝されたそうです。

行商や問屋さんに好評でコンクリート製の蓄氷庫は、スコップいくらで売っていたそうです。

油津の古き良き時代の産物でしょう。
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