海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

木材の高騰に関して

2013年11月26日 21時54分19秒 | ビジネス
木材が高騰している。

しかし、弊社は、慌てない。

なぜか?

原材料の高騰でも利益が圧迫されることがないからだ。

通常、原価と経費の積み重ねで価格が決まる。

しかし、弊社は、そのような価格に決め方をしていない。

このビジネスは、元々、原材料が上がる。上がって欲しいと考えたことからはじめている。

川上と呼ばれる山側にいくらで買えば、良いのかはじめから織り込み済みなのだ。

価格は、弊社サイドで決定できるのも強みだ。

商社や卸を通していない分、いつでも、価格が決められるからだ。

BtoCをやっていて良かったと思う瞬間である。



定価の決め方に苦心した。

要するに会社がいくら必要なのかを数値化しているのだ。

物販部門は、貸借対照表に照らし合わせて、損益分岐点で利益が出るように価格を決めるのだ。

当然、通常の業務は行う。

要するに稼いでいない人たちに物販で稼ぐ方法を作るシステムだ。

建設業は、すこぶる稼いでいない人が多い。

昔は、それだけの利益が出ていたのだろうけどそれでは、現代は、生き残れない。

稼ぎ頭の公共工事が減ると人員削減で従業員や作業員を減らすリストラをやるのだが、それでは、いざ仕事が増えた時、大きな仕事で人手が必要な時に受注できなくなるのだ。

弊社は、従業員数は減っていない。

弥良来杉も鳥居も手すりも発売当初から値上げも値下げもしていない。価格の改定は、今年の1月から考えていたが、結局、今春、値上げをしたのは、横断溝の設計単価のみだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする