海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

メガネの話

2012年07月13日 07時20分11秒 | 経済・社会
雨ばかりで、毎日がうっとしいですね。

雨なので、会社は、開店休業…ではなくて、社員は現場に行きました。

雨の中でも仕事に行ってくれる社員に感謝しています。

朝礼が終わって、ブログを書いています。

宮崎の綾の森が「ユネスコのエコパークに認定されました」綾エコパークの記事

私は、ほんの少しだけ、協力をさせていただきました。綾の森用の木製の看板を製作設置しました。

もう、8年ほど前のことです。

エコパークに認定されたことは、本当にうれしいことです。当時は、世界遺産へと意気込んでいましたから…。

うれしいニュースは、続くものです。友人から結婚式の招待状が届きました。新郎新婦がこれから幸せのパートナーと一緒に歩む人生は、きっと素晴らしいものになるでしょう。

本日は、眼鏡の話をしましょうか?

私は、小学校の高学年から目が悪くなり、中学から今までメガネなしの生活は考えられなくなりました。

先日、東京でメガネをなくして、本当に困ってしまいました。何も判別できないのです。

昔は、メガネって高いものでした。今は、かなり安くなっています。10年ほど前に韓国は、メガネが安いと知り、3つほど買いました。本当に安かったことを覚えています。

日本製でブランドのフレームでした。レンズも日本製でも安いのです。

不思議でなりませんでした。

で、考えたのです。なぜ?メガネが高いのか?私なりに・・・。

気づいたのは、私たちが高いと思わされていると言うことでした。メガネ屋さんは、イメージを売っていたのです。

欧米でこんなにメガネをしている国民は、いません。「本を読むからら…」「テレビ好きだから…」「仕事をよくするから…」

目を酷使すると言う点は、当たっているかもしれませんが、実際は、どうでしょうか?どの国の人だって目は、酷使するでしょう。

目と違う歯の話をしましょうか?

歯も日本人はすぐに歯医者に行きます。学校で毎年、必ず、歯科検診があるからです。早い段階で異常に気づくようにシステム化されています。でも、虫歯のない国があるそうです。流れる水に天然のフッ素が入っているそうです。

フッ素を塗ると虫歯になりにくいとのことです。水道水にフッ素を混入させると虫歯の出来にくい歯になるそうです。でも、日本では、フッ素を入れているところは少ないそうです。歯医者さんが困るからだと言う人もいます。フッ素自体に害はないと思いますので、入れてみる価値はあると思うのです。歯が丈夫になれば、健康でいられると思うのです。

健康は、歯から!!

メガネも同じことが言えます。目が悪くなったら、視力が落ちてきたら、本当は、目の筋力のせいなのだから、トレーニングが最適なような気がします。近くばかり見ないで、遠くも見る訓練を小学校の時にすれば、改善すると思います。視力の時間を作れば済むのです。

歯のフッ素と同じ理屈かもしれません。

メガネが高いのは、医療行為だと思わせていた時代がありました。販売のイメージ戦略です。メガネ業界は、その最先端を走っていると私は思っています。

白衣を着て、検診をして、見るからに医療技術で見えなくなった眼、見えにくくなった眼にメガネをすると「あら不思議?!」きれいに見れるようになる。

治ったと思わせる。のです。

示された値段もこれが妥当だと買う人に思わせるのです。

とても高度な販売テクニックです。日本人だけです。「白衣」「医療器具のような計器」「医療行為のような検診」どれも演出です。

医療でない証拠は、学校には、メガネ屋さんは、眼科検診にはきませんね。

メガネは高くても買わなければならないと言うイメージが先行できるのです。それは、あなたに合わせたオーダー品だから…。

医療行為のような作業をしてイメージを作り、オーダー品として納品するとどうしてもその値段には、納得してしまうのです。

うまい商売だと思います。

多分、メガネ屋さんの全盛期のときは、すごい儲けを出していたともいます。

さて、時代は、そんな美味しい時代ばかりでは、ありません。韓国が安いと言う評判は、またたく間に観光でメガネの買い物ツアーができるようになりました。日本製でも安いのです。

さらには、韓国資本のメガネチェーン店の進出が目覚ましいです。

次第に原価が暴露されるようになりました。様々な製品やデザインを送りだしますが、どうしても、価格を維持できなくなります。

インターネットの時代になり、さらに価格が下がり始めます。すごいです。1000円と言うオーダーメガネが出てきました。

かつては、数万円していたメガネが、実は、数千円でできていた。ということです。

儲けは、莫大なものだったと思います。利幅が他の商品と比べても高いからです。

でも、このメガネ屋さんのビジネスパターンは、学ぶべきものがあります。現在のインターネット販売も含めて…。

価格が崩壊したのです。