海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

ディスレクシアを考える

2010年11月07日 10時47分49秒 | なんでも
ディスレクシアという言葉を知っていますか?

知的に問題がなく、聴覚、視覚の知覚的機能は正常なのに、読み書きに関して特徴のあるつまずきや学習の困難を示す症状のことを言います。

先日、藤堂栄子さんの講演を夫婦で聞いてきました。

この問題には、港区が積極的だそうで宮崎でも活動の輪が広がりつつあるそうです。

講演での感想は、「俺ってやっぱり、LDだったんだ」ということです。

学習障害ですね。

藤堂さんの講演でいくつも当てはまることがありました。

なんとなく、気づいていたけれど…。

まず、左右が言えない。言うと必ず間違う。

カタカナが読めない。覚えられない。それでも、別に不便は、感じない。

生活に支障はなく、というか、ある程度、なぜそうなのか、わからなかったけど、うまくやるコツ・受け流すコツを自然に体得したみたいだ。

LDだと普通の人にない能力が出てくるそうだ。普通の人が身につけている能力が欠落している分、プラスマイナスゼロなのだが…。

海杉もときどき、不思議なことが起こる。じゃべっていると別のことを考える自分がいるのだ。

話の道筋ではないのに別のことがいくつも、いくつも出てくる。映画をいっぺんに3本も4本も同時に見ている感じでそれぞれに感想や面白いところで笑っているような変な感じだ。

この感じは、結構役に立つ。会議で皆が同じ問題を取り組んでいるときにまったく別の視点や考えがいくつも出てくるからだ。意見を述べている時やしゃべっているときに思いつくことが多い。

英国では、ディスレクシアの子どもたち用の教育プログラムがあるそうだ。それは、眼鏡をかけることと同じように…。

最近は、コンピュータやアイフォーンなどがLDの社会的負担を軽減できるようなツールになるらしい。

日本もそんな支援が充実してくれれば、海杉のような独自に対処法を編み出す必要はなかったかもしれない。