海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

屋外で木を使う

2005年11月03日 15時51分35秒 | 弥良来杉
はじめ、ブログと言うものにとっつき難かったが、自分の書きたいことが書けるという点では、大変ありがたいもんだなあと感じています。
このブログをはじめてそろそろ本音の部分を書き綴っておこうと思っています。
今まで本音でなかったのか、と言われるかもしれませんが、どんな風に書こうかと悩むよりもまず、「はじめちゃえ」からでしたから、構想もあまりありませんでした。

木材について知識を集めていきたいと思います。特に杉を中心に・・・。

屋外で杉を露出すると腐ります。特に木口(こぐち)の処理が大切です。
木口とは、木材の繊維方向に直角断面のことです。木材には、「導管」と呼ばれる樹液を根から幹、枝、葉へと伝える細い管があります。顕微鏡で拡大するとその導管が束のようになっているのが分かります。つまり、木口は、ストローを束にしたと考えて結構です。
屋外でこの木口を露出することは、木材に水分を入れるようなものでその水分が腐れの素「腐朽菌」を繁殖させるもとになるのです。
木口の処理とは、水分を木口から入れないようにすることなのです。
従来の方法は、銅板などで覆ったりペンキを塗って水分を入れないことをしてきました。そのほかに、断面を斜めにしたり、丸くしたり、水を溜めない形状も忘れてはならない手法です。