『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

久しぶりに『仕事』をした感じ

2016年05月10日 | Weblog

今日はちょっと仕事をした感じ・・・・

新規に装置一式を作ることになり、その準備をしているんだけれど
信じられないことに、電気図面があるけれどまともな図面が一切ない。
あるのは、電気的にどう繋がっているか?が記載された単なる接続図面だけ。

配線業者に、その結線を依頼しているのだけれどその金額が凄く高い。
この図面を見るまでは、『業者にボラれている』と思っていた。

電気配線は、電線が何本、半田付けの箇所が何か所とか計算して
その配線の料金が概ね決まってしまう。
そういう意味で、僕が見る限り聞いていた料金の半分もしないと思っていた。

ところが図面を見て、その内容を見た途端に考えが変わった。
『こんな図面で、さぞかし苦労して配線してきたのだろう』と・・・。
接続図だけでは、実際の配線は解らない。
黒丸で記された接続点に電線が何本来るのか?どう引き回すのか?
それを全部指示するのが電気図面。
設計とは、動作する回路を描くことだけではなく、
そういった細かいところまで『デザイン』して、作る人の指示をするのが仕事です。

仕方がなく、僕が図面を観ながら配線図面を作ることにした。
仕様書も無いから、設計の内容を図面から読み取らないといけない。
アラームランプはどういう条件で点灯するのか?
どういう安全系で、装置を停止させるのか・・・・等など。

他人の作った図面を見る時に仕様書が無いと大変です。
設計仕様書とは出来上がった製品や回路について書くものもあるけれど、
基本的に事前に設計者が『どんなものを作るのか?』という事を書いたレシピ。

それでも物が作れちゃうのですよ。
料理を職人の経験と、味覚などで『味を覚えて』作るような事を
電気設計や機械設計の世界でも出来てしまうことが良くある。
ただ、そういうものは二度と同じものが作れなかったり・・・・

実際、僕がやっていた『特殊装置』はそうでしたね。
それでも『自分がどんなものを作ろうとしていたのか?』
を検証したり、最終チェックの物差しにするために仕様書を書いていた。

他人の回路図を見ながら、次にもう一回同じものを作れるような図面を作る。
久しぶりに『仕事』をした感じでしたね。

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