博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

ロマンポルシェ メランコリポルシェ

2009-02-10 23:41:38 | クルマ愛
「我々はレーシングカーメーカー。BMWさんは、乗用車メーカーですからねー。」と昔ポルシェディーラーのヒトが言っていました。スゲー。言うねー。レーシングカーメーカーっちゅーならボクスターはともかくカイエンはどやって正当化すんねんともおもいましたがぐっと飲み込んで。(最近ようやくそれらで商売の旨味を覚えたっちゅー事でしょうか。もっとはよ気付かな。)MGの956特集のときにも載ってましたけど、「荷ほどきしてガソリン入れたら走るGr.Cカー」を販売する(それで利益を得る)っちゅーのは、そらやっぱり当たり前にレーシングカーメーカーですわ。商品である以上耐久性やらトラブルシュートやらが要求されるわけですから。ワンオフで一発芸的に早いのとはわけ違う。ホモロゲとも意味違う。んー、カコイイ。
911はレーシングカーなのでメーター類の素っ気ないこと。シフトインジケーターのランプなんか学研の付録のムギ球みたいです。レーシングカー(しつこい)ですがナビは付いてます。サーキット覚えられない人でも安心と言ったところでしょうか。「この先130R、左です」みたいな。
300Hpオーバーであの車体で1400Kg台は立派です。アルミはほとんど入ってないらしいのに、どうやってんだろ(ターボはちょこっと使ってるらしい)。ぺなぺな?そんな感じしなかったけど。あの絨毯みたいな内装は、実はNASAが開発した高強度超軽量素材、とか。無いな。
エンジン位置は、いろいろ言われてますが、結局「むかーしむかし4シーターにするならこのパッケージング(RR)しかなかった。」という必然であった頃の理由を21世紀まで引っ張っているわけで、冷静に考えるとやっぱり懐古主義、宗教に近いと思います。ただ、「これがワシらのフラグシップなんじゃ、コレを売るンがワシらなんじゃ~(ちょっと小池一夫+池上遼一風)。」という、アホ主君を必死で支える超優秀な家臣たちみたいな、悲壮なまでのポルシェAGの信念は、クルマ変態の胸を打ちます。アホなことに本気な質実剛健ゲルマン民族。レアでシビレル。
でも本当はしれっとMRの911が受け入れられたりして。BMWミニや4.2lV8のM3が受け入れられたように。もう普通に「V8ツインターボですがナニカ?」とかいっちゃったりして。
以上から(え?)、わたし911大好きです。ご本尊ですから。ただ利益率が50%前後とかそういう話を耳にするとざけんなよとか思います。カバンとか財布とかのブランド品か!ってまこれ車だけどブランド品ですなすみません。そーゆー価値はいらんのだけどな。別に個人的には同じ車で安くなるならバッヂなんかVWでもなんでも良いんだけどな、などと妄想。(そうするとご本尊じゃ無くなる、ああ、と自己矛盾。)
なんでポルシェ話かというと、加湿器のフィルタ数個をジョー○ンで通販、10000円以上で送料無料なので、端数分「なんか買っても良いわよ」とヨメハンに言われ、あふあふいいながら43ミニカーを物色、RSRターボ(エブロだったかな)かっちょいいとヨメハンにプレゼンしたら却下されたのでした。がーん。マルティニ4割増しルールがヨメハンには適応されない様子。哀。ポルシェ哀。
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