博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

前40円

2019-06-24 06:39:53 | 250GTO prototype ピラニアモデル 1/43
模型産業ってやっぱり模型が売れないとやばいんだろうなあと思いますが、新キットのラインナップといえば古いナナハンだったり90年代ラリーだったり、キャラ物もマジンガーだったりウルトラマンだったりエリアル(!)だったりと、おじさん(しかもオバさんはいない)しか買いそうに無い極めてナローな商品展開、おじさんも金はあるけど暇はなく、休みの日も見えない目をこすりつつ有機溶剤を胸いっぱい吸い込んでいるより深緑で小鳥のさえずりを聴きながら「田舎の空気ってご馳走だね」などと手垢まみれのセリフをつぶやいている方がどう考えても年相応、地滑り的にジジイ化一直線で大量模型リタイア組発生も時間の問題、このままではじぇったいに模型文化は潰れます、もうジジイは見限ってもっとナウなヤングへ訴求力をもつアイテムを!と思うのですが、こんなピュアな憂国おじさんもただの模型好きなイチおじさんでしか無いのでなんの影響力もなく、大人しくせっせと今のおじさん向け商品群を買い漁ってthe day after に備えるのが現実的なんでしょうか。こんなに楽しいのに。
今の子供らって、ゲームにしてもリアルすぎて想像力が全くなくても楽しめてしまう世の中、あーでもないこうでもないと妄想や創意工夫を働かせる必要のある娯楽は受け入れられないのでしょうか。8ビットCPUが描くドット絵からとりやまあきら先生の描く勇者を想像しなくてもふつうに3Dで見えちゃう世代。

ああ窓自作せな完成せん、とバキュームフォーマーを作って大体2年くらい経ちました。材料費は3000円くらいですが、穴を掘るのにBMCタガネを一本折ったのでプラス1750円。

おーいえーと気合いでやってみました。

うわ、前後ろ窓ついたの初めてみた!とテンションだだ上がりですが、えーと、このホコリみたいなやつがガッチリ窓についているのは致命的な感じがギュンギュンしますが、どんなもんでしょう
。とりあえず1200番あたりからガシガシ磨いてみたいと思います。←伏線感。

ヘイ 、歴代エアスクープです。めっさたくさん作ったのでめっさGTOプロトタイプが作れますやったー。

で色々取り付けてみましたよ。おおかっこいい。つか商品レベルでここまではやってほしいと思うプラモデラー一人。

ルーフ上縁は角線で作ったモールに合わせて光硬化パテでなだらかなラインを作り直しています。この期に及んで。

きゃー、車高規定すんのはベースプレートじゃ無いの?よくわかりませんがノリでゴー。ひとまずホイールアーチとタイヤの隙間から前は40円、後ろは112円が我がジャスティス。単位は円ですよ皆さん。

光硬化をシャフト近辺に塗ったくってから、心ゆくまで調整、納得したら(飽きたら)LEDライトブシャー。つかここに来て左右フロントタイヤの軸が1.5mmくらいズレているのに気がつきますがなんそれ。

よしキタコレと思ったのですが、両サイド下に位置する触媒が完全に省略されているのに今気づきましたこの期に及んで。車高が高かっこいいのがGTOですが、それ故に触媒は目立ちますのでしょうがなし1.4アルミ管なんかで作ります。

マフラーカッターは挽物のスゴイいいできのやつがあんのに全く。エキパイは1ミリ真鍮線としてみましたが、細い気がしますが、それでいい気もします。焼きなましなんかしねえぜ昭和の男は。で力入れすぎて色んな指にザクザク刺さる。

さあ何色に塗ろうか。悩み中。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする