博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

悟る

2011-08-23 06:25:21 | BGP001
あどうも。辛い日常なかで書く文章はどれも痛くあるいはつまらなく、後ろ向き厭世的退廃的、だからって太宰ほど恥ずかし気もなくアイラブミーとも叫べず、かれこれブログ草稿を3つほどボツにしている昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。モリナガヨウさんの画集?文集?(モリナガ・ヨウのプラモ迷宮日記 第1集 フィールドグレイの巻)が出ましたので買って読みましたところコールドスリープに入っていた模型作りたい熱が上昇、いよっし、いくぜナスホルン、違―う、ギャリンギャリンと唸るダイヤモンドヤスリ、震えるぞハート、燃え尽きるほどヒート(ああ書いててめんどくさい)スポンサー欠乏のためのピュアホワイトのオーバードライブ、シルバーライン:ブラウンGP BGP001に波紋注入。
WC決定ブラジルやブラウンGP最後のグランプリのアブダビなんかには目もくれません。ホンダの残像+サイドポンツーンの赤CANONに萌えないオタクがいましょうか(いや、いません)。シンガポール単勝、ラクーンさんに「ブラジル/イタリアとアブダビだったらどっちがシンガポールっぽいですか?」と暗号のようなメールを送ったらわざわざデジカメでインストを撮って「きっとブラジルイタリアの方がシンガポールっぽいですよ」とお返事いただきました。とても嬉しかったのでラクーンさんで買いました。人の情けが身に染みます。エッフェのデカールも一緒に買いましたのでもうなんの心配もいりません。
でで。ブラジルイタリア仕様ですが、開幕戦仕様で鬼門とされていたミラー(エッチングとメタルの複合で角度がしんどいらしい)はステーまで一体フルメタル化されております。もうコリャ完成品みたいなモンですな。そうですな。あよいよいと地味にエッジ辺りに波紋注入(しつこい)しておりましたが、
・ シンガポール仕様はリアタイアは放熱性の問題でホイールカバー無し、BBSのそれはそれは美しいスポークがむき出し。キットはホイールカバーの中身はがらんどう。
・ エグゾースト周りが、これまた放熱性の問題で地味に切り欠き、かつモデラー殺しの左右非対称。
・ フロントウイング翼端版が、ドイツ(?)以降の直線基調のものに変更されている。
と、まあ、冥府魔道への門がぽっかりと口を開けて俺ちゃんを誘っております。未完成品コレクターの私としては緑ジャージのズボンをくんくんに上げてやる気満々ですが、リリーフランキーみたいな枯れたオジサンの私がバーで高っかーいイスに座りながら燃料みたいな酒を飲みながらつまんなそうにナッツ食いながら「やめときなよ自己満足以上の意味、ないから」とぼそりと隣に座った部下のオネイチャンにつぶやいています。二択だ。往々にして人生も。
コメント (2)
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